3日、新華網によると、中国環境保護部はこの日開いた大気汚染対策に関する報告会で、「今冬のスモッグ発生頻度は高い」との見通しを示した。写真は4日の北京市。

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2016年11月3日、新華網によると、中国環境保護部はこの日開いた大気汚染対策に関する報告会で、「今冬のスモッグ発生頻度は高い」との見通しを示した。

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同部は今月2日から石家庄市(河北省)、保定市(同)、済南市(山東省)などで地方政府の大気汚染対策の実施状況を調査している。環境監察局の田為勇(ティエン・ウェイヨン)局長は「一部の都市で適切な状況ではなかった」との考えを示し、大気環境管理司の劉炳江(リウ・ビンジアン)司長は「ラニーニャ現象の影響で今冬に深刻な大気汚染が発生する頻度は高いと考える。暖房使用が始まれば対応はさらに厳しくなる」と発言、この一方で「昨年起きたメーターが振り切れるような事態にはならない」との見通しを語った。

劉氏によると、今年1〜10月の全国338都市のPM2.5の濃度は前年同期に比べ12.5%下がり、PM10も9.4%改善した。昨冬に深刻な大気汚染で注目を集めた北京や天津、河北エリアのPM2.5平均濃度は14.5%ダウンの1立方メートル当たり59マイクログラム。同エリアで50万戸が暖房用エネルギーを石炭から電気、ガスに切り替えたことから、二酸化硫黄や粉じんなどの排出量は4万トン減るとしている。(翻訳・編集/野谷)