ハリルホジッチ監督は2トップを試すのか?質疑応答でのコメント全文

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さきほど行われた日本代表のメンバー発表記者会見。

ヴァヒド・ハリルホジッチ監督は25名の招集メンバーを発表した。

これまでと同じようにハリルホジッチ監督はプレゼン形式で選出の意図を明らかにし、比較的新しい選手について時間を割いて説明した。

そのなかで、ヤングボーイズに所属するFW久保裕也について以下のように話していた。

ヴァヒド・ハリルホジッチ(日本代表監督)

「久保も今、ようやく先発を常に取った状況ですよね。

背後にも行けてスピードがあってという選手ですね。おもしろい選手だと思います。

ただですね、2トップで真ん中でプレーするというオーガナイズがいいかな、と。

それ以外はちょっと難しいかなと思いますね。ただ、背後に行ける選手だと思います」

日本代表の基本フォーメーションは3トップであり、スタートから2トップを採用するケースは少ない(先日のオーストラリア戦はそうだった)。

そのため記者会見の終了後、このハリルホジッチ監督の発言について質問が飛んだ。今回は、その質疑応答の全文をお届けする。

――さきほど2トップという話が出たんですけど、久保選手を招集したところとも関連すると思うんですけども、これから対戦相手に応じてそういったシステム、特に前線の組み合わせなんかを形も変えながらやっていくという可能性を探っているというところでしょうか?

ハリルホジッチ「確かに久保選手については、フットボールの世界では“2人目のアタッカー”と言いますよね。

セカンドアタッカーですかね。彼が衛星的な動きをする、と。

背後に走って、たとえばニアサイドに走っていくとかですね。クラブではそういうプレーをしていますよね(ヤングボーイズではギヨーム・オアローと2トップを組んでいる。)。

我々は他のオーガナイズもありまして。我々はだいたい3トップで、その時は真ん中に1人のFW、両サイドに2人のFWという感じで使います。

ただ、彼が入ることによってアイディアが増えますよね。

一つのオーガナイズが上手く行かなかった時に、もしかしたら4トップになるかもしれないです。2人のFWをサイドに置いて、真ん中にFWを2人を置いてといった感じです。

得点を取りに行くとか追いつかなければいけないという時にですね。それはソリューションの一つです。我々は試合中にもタクティックを変えれますから。オーガナイズを変えるということですけども。

もちろんすぐに理想的な形が見つかるわけではなく、オートマティックにしなくてはいけませんから。久保はセカンドアタッカーとしておもしろいかなとは思います。

それから、サイドで使う可能性もありますよね。

ただ16mの中に入っていくというプレーをしますので、原口とか齋藤とはタイプが違いますよね。違うプレーヤーかなと。

ただ、あとはオーガナイズを見つけなければいけないですね。

今、久保は常に先発で出てますし、確かに先発であまり出ていない人よりはパフォーマンスは良いでしょうね。

初めてA代表に呼ぶわけですけど(ザッケローニ政権時の2012年に招集経験がある)、井手口とか久保とか新しい選手ですよね。植田もそうですよね。若くてクオリティがあって、能力があると思います。齋藤に関してもそうですけども。

すぐにリーダーとなったり決定的な仕事をするという期待はあまりこめてませんね。わざとそういう人たちを呼んで、このグループにより若さをもたらすというのも大事ですね。

若い選手はグループに来るんですけども、私にとっては少し恥ずかしがり屋かな、と。グラウンドの内外でまだまだ恥ずかしがり屋かな、と。

ポジティブな発見は丸山ですね。

トレーニング中も本当に安定性が増してきましたし、より自分を表現できるようになりましたし。将来を準備しているという意味ですね。

いきなり決定的な仕事をするという期待をこめられても困りますけども。

ただ私は次の準備をしているという意味ですね」