UAE戦ではセットプレーからの2失点で逆転負けを喫した。セットプレーでの得点率が高いサウジアラビア戦では、同じ轍を踏みたくない。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が11月4日、親善試合のオマーン戦(11月11日/カシマ)、ワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア戦(同15日/埼玉)に向けた日本代表メンバーを都内のJFAハウスで発表した。
 
 その席上で、ハリルホジッチ監督は、次のように述べて予選を通じての守備面の安定を強調した。
「この2年、我々は相手の展開の中でやられていない。公式戦では(流れの中で)失点していない。つまり、90分を通してしっかりオーガナイズされているということです」
 
 これは、報道陣からの「先制点を取っても試合が難しくなってしまう理由は?」という質問に対しての回答。もちろん、ワールドカップ予選を通じて無失点というわけではなく、最終予選でも黒星を喫した初戦・UAE戦での2失点を皮切りに4失点している。
 
 この事実に関して、指揮官は、「4失点しているが、FKでやられているわけです。オーストラリア戦も見返しましたが、本当に我々にとって悪夢のPKがなければ、オーストラリアは点を取れなかったと思う。2回のPK、FKでやられたのは我々のナイーブさをちょっと見せてしまった」と見解を述べた。
 
 しかし、15日に対戦するサウジアラビアは、ここまでの4試合で計8得点のうち、PKで3得点、FKで1得点をマーク。全得点の半分をセットプレーで叩き出している。これにはハリルホジッチ監督も「十分に注意して罠に引っかからないようにしなければ」と、警戒を強める。
 
 PK狙いのプレーを繰り出してくることも容易に想像がつく相手だけに、指揮官も「今回の合宿では(ゴールラインから)16メートルの中でナイーブさを見せるなと言いたい」と選出メンバーに対して、メッセージを送っていた。