来季からアストロズでプレーする青木宣親

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 アストロズは、今季マリナーズでプレーした青木宣親の獲得を発表した。

 青木は12年にブリュワーズでメジャーデビューしてから、ロイヤルズ(14年)、ジャイアンツ(15年)、マリナーズ(16年)と4球団でプレー。そして来季からは、マリナーズと同じア・リーグ西地区のアストロズに所属することになる。

 来季メジャー6年を迎える青木は、これで5球団目に所属することになるが、日本人メジャーリーガーで最も多くの球団に所属した選手は野茂英雄氏の7球団だ。野茂氏は95年にドジャースでメジャーデビューを果たすと、98年途中にメッツへ移籍。その後、ブルワーズ、タイガース、レッドソックスのユニフォームに袖を通した。

 02年から3年間ドジャースでプレーし、05年にデビルレイズ。最後はロイヤルズに所属し、08年に現役を引退した。メジャー12年間で7球団でプレーした野茂の通算123勝は、今でも日本人メジャーリーガートップの記録となっている。

 その他、大家友和、斎藤隆なども5球団でプレーしている。ちなみに現役メジャーリーガーで青木に次いで移籍が多い選手は、川崎宗則、イチロー、上原浩治の3球団だ。

【5球団以上所属した日本人メジャーリーガー

野茂英雄(7球団)

ドジャース(95年〜98年途、02年〜04年)

メッツ(98年)

ブリュワーズ(99年)

タイガース(00年)

レッドソックス(01年)

デビルレイズ(05年)

ロイヤルズ(08年)

青木宣親(5球団)

ブリュワーズ(12年〜13年)

ロイヤルズ(14年)

ジャイアンツ(15年)

マリナーズ(16年)

アストロズ(17年)

・大家友和(5球団)

レッドソックス(99年〜01年)

エクスポズ / ナショナルズ(01年〜05年途)

ブリュワーズ(05年途〜06年)

ブルージェイズ(07年)

インディアンス(09年)

・斎藤隆(5球団)

ドジャース(06年〜08年)

レッドソックス(09年)

ブレーブス(10年)

ブリュワーズ(11年)

ダイヤモンドバックス(12年)

・マック鈴木(5球団)

マリナーズ(94年〜99年)

メッツ(99年)

ロイヤルズ(99年〜01年、02年)

ブルワーズ(01年)

ロッキーズ(01年)