大陸委員会の邱垂正副主任委員

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(台北 4日 中央社)台湾の対中国大陸政策を担当する大陸委員会の邱垂正副主任委員は3日の記者会見で、両岸(台湾と大陸)関係の改善は、中国共産党の考え方次第だと語った。

両岸では、台湾独立志向を持つ民進党の蔡英文政権が発足した5月以降、中国大陸側が当局間の直接対話を停止させるなど関係が冷え込んでいる。一方、今月1日には野党・国民党の洪秀柱主席が北京で中国共産党の習近平総書記と会談。2〜3日には両党共催の「両岸平和発展フォーラム」も同地で開かれた。

同フォーラムでは中国大陸の学者から、早期の対話再開を求める声が上がった一方、今後両岸の対立が強まる可能性があるとの指摘も出た。

これについて邱氏は、現政権発足以来、台湾海峡では大きな衝突などは起きていないと強調。両岸双方が関係の平和的発展に共同責任を負っているなどと述べ、建設的な対話による食い違いの解消や局面の打開を改めて呼びかけた。

(陳家倫/編集:杉野浩司)