3日、欧州連合(EU)のギュンター・エッティンガー欧州委員(デジタル経済・社会担当)は、講演での発言が中国人を侮辱したと指摘されたことを受け、同日声明文を発表し謝罪した。写真はエッティンガー氏。

写真拡大

2016年11月3日、欧州連合(EU)のギュンター・エッティンガー欧州委員(デジタル経済・社会担当)は、講演での発言が中国人を侮辱したと指摘されたことを受け、同日声明文を発表し謝罪した。環球時報が伝えた。

先月26日、ドイツ・ハンブルクの会合に参加したエッティンガー氏(ドイツ)は講演で中国の代表団が欧州委を訪問したことに触れ、中国代表団が皆同じデザインと色のスーツを身につけ髪形まで一緒だったと発言。さらに中国人を「つり目」「詐欺師」と表現し会場の笑いを誘ったが、同発言が「中国人を侮辱した」と物議を醸し批判が聞かれた。

エッティンガー氏は声明文で、「私の発言が中国人を不愉快にさせ、傷つけたかもしれない。敬意を欠いた発言を謝罪したい」と語り、影響力を増す中国を例に挙げ、向上心のない一部のドイツ人に警鐘を鳴らす目的の発言だったと説明した。さらに、「経済が急速に発展した中国に敬意を持っている。中国はドイツのパートナーであると同時に強力なライバルでもある」と語った。

エッティンガー氏の発言に対し独デア・シュピーゲルは、「謝罪は昇進への影響を懸念した背景がある。エッティンガー氏は間もなく昇進するとみられているが、今回の一件で昇進に反対する声も聞かれており、そうした反発を鎮めるための謝罪」と分析している。(翻訳・編集/内山)