14歳少女、運転技術を学ぶ日々も祖母をひき殺す(出典:http://sanfrancisco.cbslocal.com)

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安全の知識や路上のテストこそ警察が管轄する運転免許センター兼教習所に申し込んで実施されるものの、実際の運転技術は16歳を迎える前に日常生活の中で親から教わっているアメリカの人々。しかし時にはこうした悲劇も起きてしまうようだ。このほどカリフォルニア州で…。

州のメディア『sanfrancisco.cbslocal.com』が郡検視官事務所の情報として伝えたところによれば、事故が起きたのは10月29日。カリフォルニア州サンタクララ郡のサンノゼで、まだ中学生の孫娘が運転する車にはねられて死亡したのは81歳のアントニア・ラミレス・デ・メンデスさん。現場はモービルホームと呼ばれる移動型住宅のためのコミュニティである「シャトー・ラ・サール」の敷地内で、一家もその住民であった。

事故を起こした少女は14歳で(氏名などは明らかにされず)アクセルとブレーキを間違ったことが原因とみられている。小屋のそばに立っていた祖母は猛スピードではねられ、病院に搬送された時は命に別状はないとみられていたが、その後に容体が急変したという。

同州では15歳5か月を過ぎなければ仮免許証を発行しない。父親の責任も含めて現在警察が調査を行うとともに目撃情報などの提供を住民に呼び掛けている。「移動手段が車しかない」「徒歩そのものが危険」という町が多いアメリカでは16歳での免許取得が許される。その一方で、免許取り立ての若者がアクセルやハンドル操作が難しいスポーツカーを親から借り、無謀なドライブで事故を起こすケースが多発している。

出典:http://sanfrancisco.cbslocal.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)