成都で外国人女性3人がイヌの散歩代行ビジネス始めた。

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朝10時、米国人女性のダニさんは、四川省成都市武侯区桐梓林にある高級マンションに姿を現した。14号棟のある部屋の入り口には小さな黒板が掛けられている。その黒板には「散歩・排便・水やり・散歩ルート」といった英単語が書かれており、その下には「20分間・なし・100ミリリットル」と書かれていた。ダニさんが扉に向かって「小米、私よ」と声をかけると、興奮したイヌたちの吠える声が部屋から聞こえてきた。成都商報が伝えた。

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米国出身のダニさんとカナダから来たマリーさんとルビーさんはいずれも成都での暮らしが数年になるという。彼女たちはイヌの散歩代行ビジネスを立ち上げ、事務所を開いた。このビジネスは、仕事で忙しく飼いイヌを散歩させる時間がない人の家に赴き、飼い主に代わってイヌの散歩を代行するサービスを提供する。

ダニさんは「米国ではペットを飼う人が飼い主としての義務を果たさずにペットが病気になったり、虐待された場合は、犯罪と見なされ、法律にもとづき厳重に処罰される。中国同様、米国のホワイトカラーの多くは多忙でペットを散歩させる時間が取れない。そこから、ドッグウォーカー(犬の散歩代行)という職業が誕生した。長期的に飼い主をサポートし、常にイヌたちの健康に留意する。これは米国ではすでに立派な職業として認められている」という。

散歩代行ビジネスを始めたきっかけについてダニさんは「成都に来て4年たち、もともとイヌ好きだったが、成都でイヌを飼っている人の多くが、散歩させる時間がなく、イヌが一日中家の中だけで過ごしているのを見て、イヌの心身の健康に良くないと思ったからだ。また、成都には散歩代行ビジネスはなかったので、ドッグウォーカーというビジネスを成都で始めようと考えた」という。

今、ダニさんらの事務所には4人の顧客がおり、全員が成都で暮らす外国人という。彼女らは計6匹のイヌを世話しなければならない。事務所による宣伝や顧客による口コミで、彼女らの存在は徐々に知られるようになった。ダニさんによると、彼女らが顧客のイヌを散歩させている時、興味を持った中国人がいろいろ質問してくる時もあるが、今のところ、まだ中国人の顧客はいないという。彼女らの散歩代行の料金基準は、1週間に1〜2回で1回につき約1時間の散歩で、料金は100元(約1500円)。1日3回(1回当たり30分)訪問してイヌの面倒を見る場合の料金は1日あたり180元(約2700円)だという。

ダニさんは、「私たちは『ドッグシッター』というコンセプトを成都の人々に広めたいと思っている。また、自分自身も、ペットケアに関する知識をさらに深めることで、いかに科学的に自分のペットをかわいがるかについて、より多くの成都の飼い主に理解してもらいたい」と今後の抱負を語った。(提供/人民網日本語版・編集/KM)