「チェルシー・ガールズ」の一場面 写真提供:アマナイメージズ

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 アンディ・ウォーホルのミューズで、1960年代にバンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」に参加していたドイツ人歌手・モデル、ニコを描く伝記映画が製作進行中であることがわかった。

 米バラエティによれば、トマス・ビンターベア監督「The Commune」に主演し、今年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したデンマークのトリーヌ・ディルホムが、ニコを演じる。「コズモナウタ 宇宙飛行士」で注目されたイタリア人監督スザンナ・ニッキャレッリがメガホンをとり、11月7日からイタリア、ベルギー、ドイツで撮影の予定だ。

 ニコはウォーホルが主宰するサロン「ファクトリー」のメンバーで、多くのロックスターを虜にし、映画「甘い生活」「内なる傷痕」に出演して女優としても活躍したが、ドラッグにのめり込み、やがてグラマラスな世界から姿を消した。今回の伝記映画のタイトルは「Nico, 1988(原題)」で、88年に49歳の若さで自転車事故によって死去したニコの晩年を描くという。事故当時、ニコは俳優アラン・ドロンとの間に生まれたと言われる息子アリとイビザ島に滞在していた。

 共演は、アナマリア・マリンカ(「4ヶ月、3週と2日」)、カリーナ・フェルナンデス(「パレードへようこそ」)、ファブリツィオ・ロンジョーネ(「サンドラの週末」)、サンドール・フンテク(「アデル、ブルーは熱い色」)のほか、イギリス演劇界の新星カルビン・デンバがスクリーンデビューを飾る。主演のディルホムはシンガーソングライターでもあり、劇中ではニコのオリジナルソングを歌う。