【疑問】タイヤ交換で銘柄が変わっても空気圧はクルマの指定で良いの?

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ロードインデックスさえ注意すれば指定空気圧でOK

ブリヂストン、ミシュラン、ダンロップ、ヨコハマタイヤなど、大手メーカーの製品で、同サイズかつ、用途が同じで、クオリティや価格帯が同じものなら、標準装着タイヤの指定空気圧で、基本的にOKだ。

厳密にいえば、適正空気圧は、タイヤのロードインデックス=負荷能力(タイヤ1本あたりが支えることができる負荷能力)で決まってくる。タイヤサイズが「205/65R15 93W」と記載されているタイヤの場合、左記の「93」という数字が、ロードインデックスを示している(93=負荷能力650Kg 詳しくは各タイヤメーカーのHPやカタログにある、「ロードインデックス―負荷能力対応表」を参照)。

タイヤを交換する際は、このロードインデックス(LI)が新車装着タイヤより低いものを選ばないというのが重要。交換したタイヤのロードインデックスが、標準タイヤと同等以上であれば、ドアなどに表記されている標準装着タイヤの車両指定空気圧に合わせれば問題ない。

インチアップなどを行って、タイヤサイズを変更した場合も同じこと。新しいタイヤのロードインデックスが、今までのタイヤと同等以上なら、とくに空気圧を変更する必要はない。

なお、ロードインデックスは、空気圧に比例して変化するが(ロードインデックスどおりの負荷能力を発揮するには適正空気圧が必要)、元のロードインデックスを下まわらない範囲なら、空気圧はある程度調整できる。

例えば新しいタイヤのケース剛性がちょっと柔らかいなと思ったら、空気圧を0.2Kgほどあげてみるとか、もう少し乗り心地をよく、あるいはグリップ感を増したいというときは、反対に0.2Kgぐらい落とすといい。ちょっとアンダーステア気味だと感じたら、フロントだけ0.1〜0.2Kgぐらいエアを抜いたり、リヤの動きをマイルドにしたいときは、リアだけ0.1〜0.2Kgぐらい落としたりして、前後でエア圧を微調整するとハンドリングが変わる。

ただし、グリップ感を重視すると、空気圧はどんどん下げたくなるので要注意。F1でもピレリが最低空気圧を高めに指定し、各チーム・ドライバーから不満が出ているが、空気圧を下げると負荷能力が下がって危険なので、標準のロードインデックスを下まわらない範囲で、空気圧の微調整をするようにしよう(空気圧を下げると、転がり抵抗が増えて、燃費にも悪影響がある)。

なお、ブリヂストンのHPに、「タイヤサイズ変更時の推奨空気圧検索システム」というページもあるので、こうしたサイトを利用するのも便利だ。また、ロードインデックス―負荷能力対応表というものがあるので参照してほしい。

(文:藤田竜太)

タイヤサイズ変更時の推奨空気圧検索システム

http://tire.bridgestone.co.jp/about/pressure-search/index.html

ロードインデックス―負荷能力対応表

http://www.y-yokohama.com/product/tire/tirestandard/