3日、銭江晩報によると、中国浙江省温州市の警察当局は2日、市内の火鍋店関係者4人を有毒、有害食品を生産、販売した容疑で刑事拘留したと発表した。写真は火鍋。

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2016年11月3日、銭江晩報によると、中国浙江省温州市の警察当局は2日、市内の火鍋店関係者4人を有毒、有害食品を生産、販売した容疑で刑事拘留したと発表した。

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問題のあった火鍋店は今年1月に開業した万徳府火鍋店で、店舗面積は約300平方メートル。「伝統的な重慶の味」を売り文句にしており、市民の間でよく知られる存在だった。店の前には今月2日、入居するビルの管理会社により設備導入の遅れを理由とする「閉店のお知らせ」が貼り出されたが、事情を知る人は「開店当初から店は食べ残しの火鍋の中から油を回収し、新しい油と混ぜて客に提供していた」と説明、その量は1日50キロ前後に上ったという。

温州市では10月にも別の火鍋店で同様の問題が発覚しており、1カ月もたたない間に2店舗が摘発される事態となった。皮肉なことに、万徳府は「地溝油(下水に捨てられた油を精製して再生した食用油)、口水油(食べ残しの料理から回収した油)を根絶」と書いた墨汁のケースを店内の各テーブルに設置、「食後は墨汁を鍋の中へ」と呼び掛ける取り組みをしていた。(翻訳・編集/野谷)