幼いわが子に暴行の鬼母「聖書に導かれた」(出典:http://953mnc.com)

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わが子に暴力を加え続けて起訴されていた米インディアナ州のアジア系の母親が、法廷で聖書を冒涜するような弁明を繰り広げてクリスチャンや聖職者を激怒させている。どうやらこの母親は昨年誕生した新しい州法を盾にとり、自らを正当化しようと試みているようだ。

政治的亡命という名目でミャンマーからインディアナポリスに移り住んでいたキン・パー・タイング(Khin Par Thaing)という30歳の母親が、わが子にたびたび暴行を加えていたとして逮捕・起訴されたことを『The Indianapolis Star』紙が伝えた。キンの息子を診察した医師が「体の36か所に不自然なアザや赤いみみず腫れがある」と警察に通報し、キンがコートハンガーで叩いたり傷つけたりしていたことが明るみに出たという。

幼児虐待、家庭内暴力など罪は重いものの、有罪答弁を行い司法取引にも応じたことから1年の保護観察処分で済んだというキン。その法廷で彼女は「これは文化の違い。わが子に地獄に落ちるような人間に育ってほしくなければ親は子供を叩いて叱るもの。親にはその権利もある」と主張し、福音派クリスチャンの信者として聖書にある文章もいくつか引用。その上で「宗教上の理由で子を叩いた」と述べた。

詭弁のように思われるが、キンとその弁護士はこの州で昨年誕生していた「宗教の自由回復法(Indiana’s Religious Freedom Restoration Act)」を盾にとっていたのだ。この新法は拡大解釈が可能なため、早い話が被告は裁判で“宗教上の理由でそれを行った”と正義感たっぷりに弁明することが可能になる。利用範囲が非常に広く、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)への社会的差別にも言い訳として適用されるとして、米国市民の間に大きな波紋を広げている。

出典:http://953mnc.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)