<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日◇3日◇総武CC 総武コース(7,214ヤード・パー70)>
 現在賞金ランク97位とシード落ちの危機に瀕している冨山聡。昨年も『HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP』での11位タイの好成績でスベリ込みのシード入りを決めたが、相性がいいと本人が語る同大会で、初日4アンダー・2位発進。今季の不調要因となっているドライバーショットの復調を感じつつの好スコアとなった。
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 「去年は安定していましたが、今年は自分を見失ってしまった」と春先の5月ごろからドライバーショットの不和が始まったという冨山。左右に曲がるティショットに悩み、今季は出場18試合で最高成績は『日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯』の17位タイ。その試合以外で予選通過した8試合はすべて30位台以下と下位に沈んだ。
 転機が訪れたのは出場権のなかった『日本オープンゴルフ選手権』の週。スイングのリズムを思い切って変えたところ、翌週の『ブリヂストンオープン』から感触が良くなってきたという。
 「打ち急いでいたことがわかったので、トップで1〜2秒“間”を作るイメージに変えたら良くなって…。バックスイングからトップポジションに入ったところで一度止め、力を入れない意識でダウンスイングを始動させる。(そうしたら)飛距離が10ヤードくらい伸びて、皆に驚かれています。いままでどれだけムダな動きをしていたんだろうと…」。
 以前のスイングリズムと比べると、一目瞭然に“間”がとれたスイング。普段から練習ラウンドをともにし、冨山のスイングリズムに慣れている山下和宏を驚愕させ、谷口徹にも“なんでそれで飛ぶんや?”と突っ込まれたというが、本人は「やるべきことが目の前にあるので、それでダメだったら仕方ない。ティショットの課題に取り組めば結果はついてくると思います」と好感触だ。
 シード権争いに挑む選手は、終盤戦に結果を残すために戦うのももちろんだが、「一応準備はしています」とQTも見据えないとならない。半年間付きまとった悩みを払拭できる兆しをこの時期に見つけたことは、冨山にとっては大きなことに違いない。
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