米国務省のカービー報道官

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(ワシントン 3日 中央社)米国務省のカービー報道官は2日の記者会見で、中央社の記者の質問に対し、米国は台湾の国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)と、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)への有意義な参加を依然として支持していると語った。

カービー氏は、米国は「一つの中国」政策に基づき、参加資格に「主権国家」であることを求めない国際組織への台湾の加盟を支持すると強調。一方、主権国家しかメンバーになれない組織に関しては、有意義な参加を支持すると述べるにとどめた。

今月7日にはインドネシアのバリ島でICPO総会が、モロッコではUNFCCCの第22回締結国会議(COP22)がそれぞれ開幕する。台湾は参加に向けて関連組織に働きかけを行ってきたが、いずれも実現の見通しが立っていない。

ICPOについては1964年から参加していたが、1984年の中国大陸加盟後に中華民国(台湾)から「中国台湾」への名称変更を迫られたため脱退した。

今年3月には台湾のICPOへのオブザーバー参加を支持する上院の法案にオバマ大統領が署名している。また、今月1日には共和党のコリー・ガードナー上院議員、マリオ・ディアスバラート下院議員らが相次ぎICPO総会参加への支持を表明した。

(鄭崇生、廖漢原/編集:杉野浩司)