実力に合わせてコーチする卓球ロボット

写真拡大 (全3枚)

 10月初旬に東京・幕張メッセで開催されたアジア最大級の家電見本市「CEATEC JAPAN(シーテック ジャパン)2016」。昨年までと一転、参加企業も急増し、日本のものづくりの底力を示す次世代の新技術が一同に会した。

 実力に合わせてコーチする卓球ロボット「FORPHEUS」(オムロン)は、人間を相手にラリーを続ける卓球ロボット。3年連続の出展で、毎年バージョンアップを楽しみにするファンも多い。今年は相手の実力を読み取り、コーチ役を務める機能が加わった。

 羽ばたく折り鶴が宙に舞うのは「ORIZURU Project 2016」(ローム)。超軽量マイコンボードやモーター、バッテリーを組み込んだ折り鶴だ。女性の腕についたセンサーと連動し、腕の動きを読み取り高度や方向を変え、羽ばたきながら宙を舞う。

「ムラタセイサク君(R)」(村田製作所)は、倒れそうで倒れないロボット。超低速で走れるだけでなく、完全に停止してもバランスを取って倒れない自転車型ロボットだ。「村田製作所チアリーディング部」はボールに乗り、互いにぶつからないように動き回る。

 これらの最先端技術が花開けば、ものづくり大国ニッポンが輝きを取り戻す日も遠くない──。

撮影■河野公俊

※週刊ポスト2016年11月11日号