『恋妻家宮本』全員で「今日までそして明日から」を合唱するエンディングシーン (C) 2017「恋妻家宮本」製作委員会

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最終回が40.0%という驚異的な視聴率を記録したドラマ『家政婦のミタ』などで知られる脚本家・遊川和彦が、阿部寛と天海祐希をW主演に迎え、初めて映画のメガホンをとる『恋妻家宮本』。この作品の劇中歌として、吉田拓郎の代表曲「今日までそして明日から」(作詞・作曲 吉田拓郎)が起用されていることがわかった。

『家政婦のミタ』脚本の遊川和彦初監督作『恋妻家宮本』の追加キャスト発表

本作は、熟年離婚が当たり前となった現代において、子どもの独立後に残された50代夫婦が、2人だけの生活にどう向き合うのかをコミカルかつハートフルに描いた作品。息子が結婚して独立し、27年ぶりに夫婦2人きりになった中学校教師の宮本陽平(阿部寛)が、妻(天海祐希)が隠し持つ離婚届を偶然発見してしまうところから物語はスタート。妻に問い質す勇気もなく、突然熟年離婚の危機に面した陽平が、悩み葛藤しながらも、中学校の教え子や料理教室の仲間と関わる中で家族の在り方を再認識し、妻と新たな一歩を踏み出していく姿が描かれていく。

映画の原作「ファミレス」にも登場した本楽曲は「私は今日まで生きてみました」「明日からもこうして生きてゆくだろうと」とやさしく歌い、明日から生きる勇気を与えてくれるような内容。その歌詞に感動した遊川監督は「自然と自分の中で、宮本たちに“わたしは今日まで生きてみました”と歌わせたい、という思いになった」とコメントしている。

その言葉通り、なんとエンディングで、阿部と天海を含めた全キャストが「今日までそして明日から」をフルコーラス合唱! このシーンの撮影は本作のために作られたファミレスのセットに全キャストが揃って行われ、遊川監督の熱い演出のもとこだわりのエンディングが完成した。

一足先に上映されたモントリオール世界映画祭では、通常エンドロールが始まるとすぐに席を立ってしまうモントリオールの観客が、驚くべきことに全員最後まで席を立たずに楽しんだという。

なお、「今日までそして明日から」はエンディング以外に、劇中歌としても登場する。また、原作の重松清氏は吉田のファンで、実際に楽曲が使用された本作を見て「試写のあとの帰り道、気がつけば、ずっと口ずさんでいました」とコメントしている。

『恋妻家宮本』は2017年1月28日より全国東宝系にて公開となる。