「今日までそして明日から」が原作でも登場

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 阿部寛と天海祐希が夫婦役で共演した映画「恋妻家宮本 KOISAIKA MIYAMOTO」の劇中歌として、1971年に発表された吉田拓郎の代表曲「今日までそして明日から」が挿入されていることがわかった。原作となった重松清氏による小説「ファミレス」にも登場する同曲が、物語を盛り上げる。

 「家政婦のミタ」「偽装の夫婦」などを手がけた気鋭の脚本家・遊川和彦の初監督作。熟年離婚の危機に瀕した中学校教師・宮本陽平(阿部)が葛藤しながら家族の在り方を再認識し、妻・美代子(天海)と新たな一歩を踏み出していく姿を、コミカルかつハートフルに描き出す。

 そして吉田が歌う「今日までそして明日から」が、人生に迷う中年オヤジ・陽平の気持ちに寄り添い、そっと元気づけていく。起用決定の理由について、遊川監督は「自然と自分のなかで、宮本たちに『♪わたしは今日まで生きてみました』と歌わせたい、という思いになった」と説明している。

 そんな言葉通り、映画のエンディングでは全キャストが同曲をフルコーラスで合唱する。今作のためにつくられたファミリーレストランのセット内で撮影されており、原作の重松氏は「試写のあとの帰り道、気がつけば、ずっと口ずさんでいました」と語っている。「恋妻家宮本 KOISAIKA MIYAMOTO」は、菅野美穂、相武紗季、奥貫薫、富司純子、佐藤二朗、工藤阿須加、早見あかりらが出演。2017年1月28日から全国で公開される。