中国の上海大学と日本の調味料メーカーのキッコーマンが10月28日、共同で「中日食文化交流」イベントを上海大学で開催した。

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中国の上海大学と日本の調味料メーカーのキッコーマンが10月28日、共同で「中日食文化交流」イベントを上海大学で開催した。さまざまな専攻学科で学ぶ日中の学生約50人が、二人一組になり、自分の好みの味や食習慣を相手に伝えて、パートナーがそれをもとに作ったオリジナル「三色丼」を味わい、交流を楽しんだ。人民網が伝えた。

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通信専攻の学生は「自分で料理をしたことがなく、とても新鮮だった」と話した。料理を味わった大学生の多くはパートナーの学生が心を込めて料理を作ってくれたことに感謝を伝えたものの、なかには料理の下手なパートナーにツッコミを入れる学生もおり、会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれた。そして多くの学生が初対面同士だったにもかかわらず、「美食」を通じて互いの距離を縮めた。

上海大学外国語学院日本語学科の董永傑教授によると、同イベントは、学生に食文化交流をきっかけに異文化間のコミュニケーション能力を高め、友情を深めたりしてもらうのが狙いだという。キッコーマン海外管理部の深沢晴彦部長は「イベントを通して、『食育(しょくいく)』の精神を伝えたい。食べるというのは、単にお腹を満たしたり、健康を維持したりするためだけのものではなく、心を満たすためのものでもある。学生らには、自分で料理ができるようになるだけでなく、他の人のことを理解したり、仲良くしたりすることを知ってもらいたい。また、『食べる』『飲む』という最も基本的なことを通して、他の人と良い関係を築き、さらに『美食』と『すばらしい人生』を感じてもらいたい」と語った。

日本社会は昔から食生活を重視しており、健全な食生活を実践することができる人を育てることを「食育(しょくいく)」と呼んでいる。深沢部長によると、明治時代から、「知育・徳育・体育」を基礎とする「食育」を子供に施し、「食育」を通して、健全な食習慣、身心共に健康な人を育てることが重視されてきた。2005年、日本は「食育基本法」を制定し、政府が率先して計画を制定し、家庭や学校、社会が共に、食に関する体験活動と食育推進活動を実践するよう規定した。また、食品の安全や栄養の知識を普及させ、国民が食べ物を大切にし、大自然や労働者に感謝の念を持つよう促している。(提供/人民網日本語版・編集KN)