大宮のトータルアドバイザーに就任した元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏 「大宮アルディージャへの愛はずっと持っていました」

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▽元なでしこジャパン監督で大宮アルディージャ初代監督の佐々木則夫氏(58)が2日にNACK5スタジアム大宮にてトータルアドバイザー就任の記者会見を行なった。大宮の公式サイトが佐々木氏のコメントを伝えている。

【佐々木則夫氏コメント】

「クラブを離れても、大宮アルディージャへの愛はずっと持っていました。まず年内はできることから始めていき、来年以降は20周年という節目に向けて、まだまだクラブとしてパワーアップする要素があると思いますので、その一助になれればと考えています。私自身Jリーグのことをもっともっと勉強しなければいけませんし、私自身も成長していくとともに、クラブの成長を助けていければと思います」

【質疑応答】

――変革の時代にマッチしたクラブ運営という森社長の考えに対し、どのようなことに取り組んでいきたいですか?

「11年前は、まだまだ発展途上の部分がありましたが、この11年間で私が深く携わった育成に限らず、すべての面において成長を感じます。そのような中で地域に関しても現場に関しても、足踏みすることなくクラブをもう一歩前に進めていきたいですし、ここからの躍進が重要です。クラブの過去の歴史も伝えていきたいですし、どこかの分野に限るのではなく、トータルに躍進するための一助になりたいです」

――特に興味がある分野は?

「現場や育成の仕事はイメージがわきますが、経営やクラブ運営に関しては深く携わったことがないので興味があります。そういう分野を勉強し、自分自身がレベルアップすることも含めてやってみたいと考えています。森社長をサポートしながら、また皆さんと話をしながら、その状況に応じて力を注いでいく部分を考えていきたいです」

――意気込みを、得意のダジャレでお願いします。

「(机の上にあったクラブマスコット アルディのぬいぐるみを持って)気持ちは、アルディ! すごい気持ちを持って引き受けさせていただきました。こうしてクラブに戻って来られて感無量ですし、私が経験してきたプロクラブになるまでの過程、そして、その後の充実した11年間を無駄にしないよう、クラブが飛躍するための力になりたいと思います」

▽佐々木氏は、明治大学から電電関東(大宮アルディージャの前身)に入団。引退後はNTTサッカー部の監督に就任し、大宮アルディージャの初代監督も務めた。その後は、強化・普及部長やユース監督などを歴任し、2006年になでしこジャパンのコーチに就任。その後も、世代別の日本女子代表監督を努めると、2008年になでしこジャパン監督に就任。

▽約8年務めたなでしこジャパンの監督としては、2011年のFIFA女子ワールドカップ優勝など、輝かしい成績を残し、2016年に退任。その後、古巣の大宮が2016年11月1日からトータルアドバイザーに就任することを発表していた。