(株)東寿し(TSR企業コード:010214178、法人番号:2430001000722、札幌市中央区南4条西3−6−2、設立昭和28年4月、資本金1000万円、冨永裕美社長)は11月1日、札幌地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には藤田美津夫弁護士(藤田・荒木法律事務所、同市中央区南2条西10−1−4、電話011−271−6046)が選任された。
 負債総額は約1億5400万円。

 明治8年10月に創業し、寿司店「東寿し」を経営していた。北海道の歓楽街すすきのに店舗を構え、老舗の寿司店として地元に愛され、郷土料理など宴会料理も充実していた。観光客のほか接待等にも利用され、平成3年頃には約10億円の年間売上高をあげていた。しかし、その後は景気後退から、すすきのの集客力は低下し、9年8月には新館を閉鎖。
 近年は寿司チェーン店との競合も激しく、売上は伸び悩んでいた。24年には本社不動産を売却し、以降は賃借店舗で運営を続けてきたが、28年6月期の売上高は1億2780万円にとどまり、赤字が続いていた。資金繰りは厳しさを増し、今後の見通しも立たず、今回の措置となった。