2日、澎湃新聞によると、香港の食品安全当局は1日、中国江蘇省の水産養殖会社2社が出荷した上海ガニから基準値を超えるダイオキシン類が見つかったと発表した。写真は上海ガニ。

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2016年11月2日、澎湃新聞によると、香港の食品安全当局は1日、中国江蘇省の水産養殖会社2社が出荷した上海ガニから基準値を超えるダイオキシン類が見つかったと発表した。

9月下旬に実施されたサンプリング調査の対象は計5匹で、このうちの2匹で基準値超過が確認された。同局は問題が見つかった業者からの輸入や販売を停止するとしており、今後も調査を続けると表明、消費者に対して「ダイオキシン類を多く摂取した場合、体毛の増加や皮膚疾患を発症する恐れがある」と注意を呼び掛けた。

ダイオキシン類は発がん性のほか、糖尿病、心臓病などとの関連性も指摘されている。江蘇出入境検験検疫局の関係者は香港当局の発表に対して「重大な事件であり、国と連絡を取り合っている」と説明、「香港に出荷される前に検査を行わなかったのか」との問いに対しては回答しなかった。一方、問題の上海ガニを出荷した2社は回収作業を実施すると表明するも、1社の関係者は「香港の検査は税関を通った後に実施されたもの」と指摘、「他の水産物と混じり合ったせいではないか」との見方を示した。(翻訳・編集/野谷)