復活のFisker、EVスポーツセダン EMotionのデザインを公開。バタフライ式4枚ドア採用、グラフェンバッテリー搭載

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経営破綻した高級スポーツPHVメーカーFisker Automotiveの創業者Henrik Fiskerが、新たに興したFisker Incでの復活作となるスポーツEV、EMotionのイメージ画像を公開しました。全体に丸みを帯びたフォルムで、非常にコンパクトなリア周りが、かつて手掛けたKarmaとは大きな違いです。また、エアを取り入れるグリルが省略されたフロントのデザインはEVであることを主張しているようにも見えます。Fisker EMtionが搭載するバッテリーはUCLAが開発したグラフェン・バッテリー(グラフェンベースのハイブリッドスーパーキャパシター)を採用。従来のリチウムイオン電池にくらべて充電時間を大幅に短縮しているとのこと。またフル充電状態での航続距離は400マイル(約640km)、最高速度は161mph(約260km/h)に達するとしています。

もう一つ特徴的なのはそのドア機構。マツダRX-8のように4枚のドアを備えており、シルエット画像を見る限り、前2枚はマクラーレンのロードカーのように、そして後ろ2枚はそのドアを前後を逆に取り付けたかのように、いずれも上方へと開く仕掛けとなっています。さらにFiskerによると、後部シートは十分なフットスペースを備えており、脚を伸ばした状態で着座できるとのこと。

現在のところEMotionはまだイメージ画像でしかなく、実車は存在していません。しかし、伝えられるところでは、2017年の中ごろにはカリフォルニアで、生産車両を公開する予定とのことです。

ハリウッドスターなど著名人が購入するなど順調なスタートを切りつつも、結果的に不運な運命を辿ったFisker Automotiveの遺産はこの夏、資産を継いだKarma AutomotiveがKarma Reveroを発表して復活しました。

今度は、アストンマーチンDB9やBMW Z8を手がけてきたHenrik Fisker本人が、EMotionを擁するFisker Incとして帰ってくる番です。かつてテスラモーターズのライバルとされたFiskerの名が、再びテスラの本命ライバルとして復活なるかに注目したいところです。