31日、中国の日本情報サイトに、「日本に来る前に教えてくれたら良かったのに…」と題する記事が掲載された。資料写真。

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2016年10月31日、中国の日本情報サイトに、「日本に来る前に教えてくれたら良かったのに…」と題する記事が掲載された。

日本を訪れる中国人の増加とともに、マナーの問題や文化の違いによってさまざまな行き違いも起きている。記事では、中国人が「日本を訪れる前に知っておきたかった」と後悔するルールや現象について紹介されている。項目は10あり、「屋内に入る時には靴を脱ぐ」「タクシーのドアは自動」「路上にごみ箱がない」「飲食店では必ず冷たい水が出される」「落し物が見つかる」といったもはやおなじみのものも多いが、中には以下のような新鮮な切り口もある。

まずは、「温泉に入る時、髪の毛を束ねない」こと。特に女性に多いが、肩より長い髪の毛を束ねずにそのまま湯に浸すのは、ほかの入浴客からすると良い気持ちはしない。記事では、「日本でいくつか笑い話をつくってしまったが、そのうちの一つがこれ。となりのおばさんに文句を言われた」という体験談を紹介。また、入れ墨があると入浴を断られることもあるとしている。

次に、「地震に遭遇してもすぐに避難する必要はない」こと。中国人は子どもの頃から地震が起きたらまず身の安全を確保して外に避難するよう教えられているというが、記事では「(日本人は)たとえマグニチュード5クラスの地震でも慌てないし、携帯電話の地震速報が鳴ってもみんな冷静。揺れが収まると何事もなかったかのように、それぞれ自分のやるべきことを続ける」と紹介し、「旅行中に地震に遭ったら、日本人がしているように行動するのが一番。彼らには経験があるのだから」と解説している。

3つ目は、「水筒を持ち歩かなくてよい」こと。中国では、お湯やお茶を入れた水筒を持ち歩く人が少なくない。ペットボトルの飲料はスーパーやコンビニでしか入手できないためで、コンビニも日本ほどあちこちに普及しているわけではない。記事は、「日本の街中には自動販売機が至る所に設置されているため、水筒を持っていなくても飲料に困ることはない」と紹介している。ちなみに、中国の場合は飲食店などに入れば、持参した水筒にお湯を継ぎ足してくれたりもするそうだ。日本製の水筒は中国人にも人気が高い。

さらに、「新宿と渋谷の駅では迷いやすい」こと。日本の駅構内の案内は非常に細かくて利用者に親切だと言われるが、それでも新宿や渋谷の駅は日本人でもよく迷ってしまうのではないだろうか。記事では、特に新宿について「路線と出口、駅内の店が多く、利用客も多い」とし、「駅内で30分も迷ってしまったことがある」という体験を紹介している。

海外に出かける前には、その国の文化や風習、事情について一通り勉強していくことがベストだが、実際に体験してみないとわからないこともある。そうした違いを感じることも海外旅行の醍醐味と言えるだろう。(翻訳・編集/北田)