07年に「右から来たものを左へ受け流すの歌」でブレークしたムーディ勝山(36)が、10月31日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間SP」(テレビ朝日系)に出演。“見下していた相方に立場を逆転されちゃった先生”として、世間から存在を受け流されないための授業を行った。

番組内では、ピン芸人のイメージが強いムーディが『勝山梶』というコンビで活動する漫才師だったことを告白(2005年結成、同期は友近やキングコングなど)。そしてブレーク時に、元相方の梶剛(35)を「寄生虫」と思っていたことなどを明かした。

08年ごろから人気が急降下すると、再び漫才に取り組もうとコンビ名を「アイスクリーム」に変更。だが結局、1か月で解散。するとムーディはピンでの活動に切り替え、一発屋芸人と呼ばれるようになったという。

ちなみに同番組のレギュラーである「オードリー」の若林正恭(38)、「平成ノブシコブシ」の吉村崇(36)、「ハライチ」の澤部佑(30)は、それぞれ相方よりもメディアの露出が多い、いわゆる「売れてる側」の芸人。だが彼らもムーディの告白にはドン引きしているようで、「最悪!」などの声も上がっていた。

いっぽう相方だった梶は12年に地元の香川に戻った後、ご当地芸人として活動。地道な活動の末、レギュラー7本を抱える人気者となった。そんな梶からの誘いを受け、現在は香川で久々に漫才を行ったことやテレビせとうちのロケ番組で共演していることを明かしたムーディ。最後は自身の人としての器の小ささを反省し、涙ながらに梶への感謝の気持ちを語っていた。

番組終了後、梶は自身のtwitterで「ムーディと笑って仕事してます。こんな日が来て僕は幸せです」と綴っている。そんなツイートに対して、「梶さん、マジか、、いい人だってわかってはいたけど、、、いい人すぎるだろ」「いま梶剛さんのツイート 感動的」など元相方を絶賛する声が上がっていた。