自治権獲得運動に貢献した
バンド「スミ」の軌跡をたどる (C) 2016 THE MUSIC PLANT. All Rights Reserved.

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 デンマーク統治下にあった1970年代のグリーンランドで、グリーンランド語で歌唱した最初のロックバンド「スミ」のドキュメンタリー映画「サウンド・オブ・レボリューション グリーンランドの夜明け」の上映が決定した。

 雄大な自然で知られるグリーンランドは、約230年にわたる植民地支配を経て、1953年にデンマークの一部となった。グリーンランド語で「どこ」という意味のバンドが73年に発表したファーストアルバムは、当時のグリーンランドの人口の2割が購入したというほどの影響力を持ったという。

映画では、自由と解放を求めていた人々から熱狂的に支持され、自治権獲得運動に大きく貢献した同バンドの活動の軌跡を、当時のバンドメンバーやファンのインタビュー映像で振り返り、「音楽は人々の声を代弁できるのか、そして社会を動かすことができるのか」に迫る。

 今回の上映は、トーキョーノーザンライツフェスティバルとTHE MUSIC PLANTによる特別企画。上映後には、本作に出演した、現在グリーンランドで最も人気のあるバンド「ナヌーク」のクリスチャン&フレデリック・エルスナー兄弟の来日ミニコンサートが予定されている。11月7日に北海道・札幌コンカリーニョ、翌8日に東京・渋谷アップリンクで実施。