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鹿児島市交通局は1日、「鹿児島市LRT整備計画」にもとづき、新型超低床電車7500形「ユートラム III」を導入すると発表した。導入時期は2017年3月下旬を予定している。

鹿児島市電はおもに鹿児島駅前〜谷山間(騎射場経由、9.4km)・鹿児島駅前〜郡元間(鹿児島中央駅前経由、5.6km)の2系統を運行。併用軌道区間では軌道敷緑化が進められ、ヒートアイランド現象の緩和や沿線の騒音低減、都市景観の向上などに寄与し、鹿児島市を象徴する街の風景になっているという。近年は超低床電車の導入も進み、2002年1月に1000形「ユートラム」、2007年4月に7000形「ユートラム II」がデビューしている。

約10年ぶりの新型車両となる7500形「ユートラム III」は2車体連接車となり、車体前面と側面の窓回りに黒を配し、交通局カラーとして市民になじみのある黄色・緑色を採用。芝の緑色と一体化し映えるような配色でスマートさを表現した。

車体の最大寸法は長さ14.4m、幅2.44m、高さ3.75m(パンタグラフ折畳み時)。自重18.5トン。車体長は初代「ユートラム」(長さ14.0m)とほぼ同じだが、運転席部分の広さを縮小し、客室部分を拡大することにより、「ユートラム III」の定員は68人(26座席)に。初代「ユートラム」より定員10人(8座席)増とした。新型超低床電車7500形「ユートラム III」は、昭和30年代に製造され、老朽化の進む500形の更新車両として2両導入される。

(上新大介)