10月31日、国民党創設者の孫文の墓「中山陵」を参拝する同党の洪秀柱主席(左)

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(台北 1日 中央社)中国大陸を訪れている野党・国民党の洪秀柱主席は1日午後、北京で中国共産党の習近平総書記との会談に臨む。「一つの中国」の原則など、両氏の発言に注目が集まる一方、一部の台湾メディアが大陸側から取材を拒否されていたことが10月31日、分かった。

取材が認められなかったのは、台湾の主体性を重視する「本土派」の立場をとり、与党・民進党寄りとされる大手紙の自由時報と、ネットメディアの上報、先月創刊したばかりの鏡週刊の3社。これに関して中国大陸側は、会場のスペースが限られていたためやむを得ず行ったと説明。あくまで技術的な理由によるものだと強調した。

これを受けて総統府は31日、中国大陸と洪氏ら訪問団に対し、報道の自由を尊重するよう呼びかけた。一方、同党の蔡正元政策委員会執行長は今回の取材拒否に関して「全く知らなかった」と語っている。

会談は1日午後4時から人民大会堂(北京市)で実施。同5時半からは、洪氏が市内のホテルで記者会見を開く予定。

(尹俊傑、葉素萍、張淑伶/編集:杉野浩司)