1日、韓国・ソウルの大検察庁庁舎にショベルカーで突進した40代の男が警察に逮捕された。写真はソウルで行われた朴槿恵大統領の辞任などを求める集会。

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2016年11月1日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国・ソウルの大検察庁(最高検察庁)庁舎にショベルカーで突進した40代の男が警察に逮捕された。

ソウル瑞草警察署は同日、チョン容疑者(45)を現行犯逮捕し取り調べていることを明らかにした。チョン容疑者はこの日午前8時25分ごろ、ショベルカーを運転し大検察庁正門を破壊して敷地に進入した疑いが持たれている。チョン容疑者がそのまま建物の入り口に向かって突進を続けたため、庁舎の警備員がガス銃2発を発射、また出動した警察官がテーザー銃1発を発射し逮捕した。この騒ぎで警備員の男性が脚にけがを負ったが命に別状はないという。

重機関係の事業を行っているというチョン容疑者は、勤務地である全羅北道淳昌郡をこの日午前3時ごろに出発、大型トラックにショベルカーを載せソウルにやって来た。

チョン容疑者は警察で犯行動機について問われ、朴槿恵(パク・クネ)大統領から機密文書などを受け取り国政に介入していた疑いなどで検察に前日緊急逮捕された崔順実(チェ・スンシル)容疑者の名に言及しているという。警察関係者は「検察の捜査に不満があるのか、崔順実個人に対して不満があるのかさらに調べる必要がある」としている。

事件を受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられているが、チョン容疑者の行動をたたえる声が多数の共感を得ている。

「気持ちは分かる。応援するよ」
「国民の気持ちの表れだ。検察よ、しっかりしろ」
「けがをした警備員には気の毒だけど、国民がそれだけ怒っているということ」
「僕も心の中ではこんなふうにやってやりたい」

「表現の方法はちょっと間違っているけど、なんだかすっきりしたよ」
「困難なことをやり遂げてくれた!民族烈士の誕生だ!」
「こういう人は善処も何も、国家功労者に指定すべき」
「今回の事件でどれだけ心を傷つけられたか、よく分かる。やはり朴大統領は100%辞職しかない」

「国民の怒りは爆発寸前だ!」
「この国もまだ捨てたものじゃない」
「激高することも時には必要」
「もし罰金刑が下されたら募金して助けてあげようじゃないか」(翻訳・編集/吉金)