今後10年は高配当を維持できそうな5銘柄を紹介! 2万〜5万円台で投資でき、配当余力の現金も豊富、 しかも増配まで期待できそうな高配当銘柄を狙え!

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 ダイヤモンド・ザイ12月号の大特集は「勝てる5万円株投資」。この特集の中では値上がり益が期待できる銘柄はもちろん、株主優待名人・桐谷さんが厳選した株主優待銘柄、さらに高配当銘柄など、さまざまな理由で利益を得られそうな「5万円株」を掲載している。
 そんな「勝てる!5万円株投資」特集の中から、今後10年間は高配当を維持できる可能性が高いだけでなく、増配も期待できそうな「5万円株」を5銘柄紹介しよう!

現状の配当利回りを維持するだけで満足の高配当銘柄なのに
増配期待も十分の「多額の配当原資を現金で保有している銘柄」とは?

 企業が稼いだ利益を、株主に分配するのが「配当」だ。その主な原資となる「利益」をチェックするのが、高配当銘柄選びでは王道。しかし、経済状況によっては、企業の利益が急減してしまい、配当が減ってしまうケースも。

 そんなときでも、豊富な現金を持っている企業であれば、利益が減少しても配当を維持できる可能性が高い。しかも、高配当銘柄が減配することを発表すると、配当目的の投資家の売りが出て、株価が急落してしまう可能性があるので、現金を豊富に保有していて減配リスクがなるべく小さい銘柄を選ぶのがベストだ。

 このように、いざというときに配当を維持するだけの余力がある銘柄を探すには、保有する「現金」から「有利子負債」を除いた「ネットキャッシュ」に注目する必要がある。

 この「ネットキャッシュ」が配当総額の10年分以上ある、現金を豊富に保有する「5万円株」の中でも、現時点で配当利回りが高いのが次に紹介する5銘柄だ。

■今後10年分の配当原資となる「現金」を保有する
 「減配リスクが低い5万円株」5銘柄を紹介!
最低投資額
(株価×単元)
配当利回り
(配当性向)
PER
(株価収益率)
PBR
(株価純資産倍率)
配当性向も低く、株価指標も割安!
東洋機械金属(6210/東証1部)
3万7000円
(370円×100株)
4.05%
(22%)
5.5倍0.51倍
【コメント】
「プラスチックやアルミ等の製品を製造する射出成形機などの製造・販売。現金も多く保有し、配当性向も22%」(清水さん)
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株主還元に積極的な建設コンサル!
◆ウエスコホールディングス
(6091/東証2部)
2万8000円
(280円×100株)
3.57%
(33%)
9.4倍0.36倍
【コメント】
「建設コンサル大手。経済対策の柱が公共事業になり、官公庁からの受注がメインの同社には追い風。株主還元にも前向き」(岡村さん)
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建設向けソフトで安定した収益を稼ぐ
◆ビーイング(4734/JASDAQ)
4万2300円
(423円×100株)
3.78%
(42%)
11.1倍1.01倍
【コメント】
「業務用パッケージソフトウェアを展開。業界首位級の建設業向け土木工事積算システムなどの製品を多数揃える」(清水さん)
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時価総額の半分の現金を保有!
◆アルバイトタイムス(2341/JASDAQ)
2万円
(200円×100株)
3.50%
(38%)
10.7倍1.17倍
【コメント】
「求人情報事業を展開。WEBサイトが堅調。自己資本比率87%、ネットキャッシュが時価総額の56%と現金が豊富」(西村さん)
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有利子負債ゼロと財務内容はバツグン
◆パナソニックデバイスSUNX
(6860/東証1部)
5万6800円
(568円×100株)
3.17%
(38%)
11.8倍0.94倍
【コメント】
主軸のセンサー類は、自動化ニーズの高まりで中国を中心に堅調。「業績の安定的で、PBR1倍割れは中長期的には買い時」(西村さん)
パナソニックデバイスSUNX(6860)の最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
※株価、配当利回り、配当+優待利回りなどは10月4日時点。銘柄コメントはIMSアセットマネジメント清水秀和さん、マーケットコメンテーター岡村友哉さん、クォンツ・リサーチ西村公佑さん


 上記の5銘柄はたとえ利益がゼロになったとしても、現在の配当を10年間は維持し続けることができる余力を持っている。

 しかも、安倍政権の政策の影響もあって、日本企業の多くが積極的に株主還元を強化しており、これまで蓄えてきた資金を配当へ回すケースも増えており、今後、豊富な現金を持つこれらの銘柄は増配する余力も十分にあると考えられる。

 日経平均株価が1万7000円を超えてきた今、株式市場が本格的な上昇局面に入る前に、このような銘柄を買って高配当+値上がり益の両方を狙ってみてはどうだろうか。