高齢になったワンコたちの楽園、自然の中でゆったり暮らす「犬の老人ホーム」が話題に

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自然に囲まれた環境で高齢のワンコが穏やかに暮らせるという、「犬の老人ホーム」がアメリカで話題となっている。

緑あふれる牧草地で過ごせる

その犬の老人ホームとは、ニューヨーク州北部にある「Silver Streak Kennels」。

そこは理想的な自然に囲まれ、老いたワンコたちが緑あふれる牧草地で放し飼いにされて、穏やかに暮らしているという。

当然、食事も施設が作っており、それぞれの犬は地元の獣医によって健康状態のチェックも受けているそうだ。

Silver Streak Kennels

Silver Streak Kennels

ストレスを抱えがちなシェルター

この施設を運営しているDon Voughtさんによれば、これまで多くの年老いた犬たちはシェルターに送られていたが、それを不安に感じている飼い主も多かったという。

というのもそこは狭い場所が多く、愛犬がストレスを抱えるかもしれず、安楽死させられる確率も高いからだ。

またシェルターに送られた犬たちの未来は不安定で、アメリカでは彼らの境遇も地元の法律や引き取ってくれる人々の親切心に左右されているそうだ。

しかしここならストレスを感じず、犬好きなスタッフに囲まれ静かに余生を送ることができるという。

Silver Streak Kennels

さまざまな事情の犬を預かる

また、「Silver Streak Kennels」ではさまざまな事情を抱えたワンコたちを預かっているという。

世話ができないほど重い病気にかかってしまった犬や、年をとって階段の上り下りも不自由になり、都会の生活についていけなくなったワンコもいるそうだ。

また飼い主自体が高齢のため犬の世話ができなくなったケースや、手術や入院によって家を離れなければならず、手放すケースもあるとしている。

しかしこの施設なら飼い主の病気が回復し、世話ができる状態になれば、再び愛犬を自分の元に取り戻すことができるという。

Silver Streak Kennels

Silver Streak Kennels

Silver Streak Kennels

犬の最新状況を常に受け取れる

施設に預けるための費用は、必要とされる犬のケアによって変わるが、およそ月に200ドル(約2万1000円)から250ドル(約2万6000円)。

しかし常に飼い主は獣医を通して愛犬の健康をチェックでき、ワンコの最新の状況をVoughtさんからメールで受け取ることができるそうだ。

VoughtさんはNEW YORK POSTの取材に対し「もし飼い主が外で愛犬と会いたくなれば、週末には地元のホテルへ連れて行き、一緒に過ごすこともできますよ」と語っている。

老人ホームであると同時に一時的なシェルターとしての役目を果たす「Silver Streak Kennels」。ここは年老いたワンコ達にとっては理想の場所と言えるかもしれない。