31日、韓国の朴槿恵大統領の友人・崔順実容疑者が韓国検察に出頭した際、混乱の中で検察庁舎に汚物を投げ付けた男に注目が集まっている。資料写真。

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2016年10月31日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領から機密文書を受け取り、国政に介入した疑いが持たれている朴大統領の友人・崔順実(チェ・スンシル)容疑者が韓国検察に出頭、証拠隠滅の恐れがあるとして緊急逮捕された。崔容疑者出頭時の模様は日本でも大きく報道されたが、韓国では、混乱の中で検察庁舎に汚物を投げ付けた男に注目が集まっている。韓国・ニューシスなどが伝えた。

ソウル瑞草警察署は同日、公務執行妨害容疑でパク(43)を取り調べていることを明らかにした。パクは午後3時30分ごろ、瑞草洞のソウル中央地検1階入り口で、あらかじめ用意していた汚物を投げ付けた疑いが持たれている。警察によると、パクは崔容疑者拘束を訴えるデモ隊などの中にいたが、崔容疑者が地検庁舎に入り20分ほどすると、汚物の入った入れ物を持ち庁舎に乱入しようとした。そこで保安要員がパクを止めようとしたところでもみ合いになり、入れ物が地面に落ちて中の汚物がまき散らされたという。

朝鮮日報の報道によると、入っていたのは動物の汚物。乾いた状態のため建物への被害は大きくならなかった。

パクがどのような団体に所属しているかなどは明らかになっていないが、警察は事件のいきさつやパクの動機などを調べ、逮捕令状を請求するかどうかを決める方針としている。

記事には韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、中でもパクの行動を称賛する声が多くの共感を得ている。

「勲章をあげて釈放を。凶器を持ち歩いたわけでもないんだし」
「みんな臆病だから周りの目を気にしてる中、この人物こそが烈士だ」
「勇気ある愛国者だ。すぐに釈放すべき。検察はこのまま順実の犬として働くつもりか?」
「ここでは正論を言うと捕まる」

「汚物に汚物を投げ付けるとは、お疲れさまでした」
「この人は無罪。報奨金をあげて」
「検察が権力の犬状態だから犬のふんをまいただけだろう。なぜ立件されるんだ?」

「本当に捕まえるべき人間は放っておくくせに、こういう時だけ警察は行動が早いな」
「建物への損傷が罪なら、国民の心を傷つけた朴大統領の罪は何なんだ?」
「熱い人だね。崔順実に向かってまき散らしてもよかったけど」(翻訳・編集/吉金)