日本を訪れる中国人旅行客が年々増加するなか、日本旅行を楽しむ中華圏の芸能人も増えているようだ。だが、中国メディアの今日頭条は28日、この状況に苦言を呈する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本を訪れる中国人旅行客が年々増加するなか、日本旅行を楽しむ中華圏の芸能人も増えているようだ。だが、中国メディアの今日頭条は28日、この状況に苦言を呈する記事を掲載した。

 記事は、中国の人気俳優である張翰(チャン・ハン)と古力娜扎(グリナザ)がこのほど、2人で日本旅行を楽しんでいる様子が撮影され、中国ネット上にその写真がアップロードされたと紹介。一部のネットユーザーから「日本を訪れるなんて、国辱を忘れたのか」などと批判の声が寄せられたと伝えた。

 一方で、日本を旅行で訪れる中華圏の芸能人は他にも数多く存在するとし、中国の人気女優である范冰冰(ファン・ビンビン)と交際相手の李晨(リー・チェン)が京都・奈良を訪れたことがあるとしたほか、女優の姚笛(ヤオ・ディー)が沖縄を訪れたことなどを紹介。また、プライベートの旅行ではないものの、中国の俳優が北海道で女性向けファッション誌のための写真撮影を行ったことなども紹介した。

 さらに、台湾出身の俳優である呉奇隆(ニッキー・ウー)と中国の女優である劉詩詩(リウ・シーシー)や、台湾人女優の林心如(ルビー・リン)と舒淇(スー・チー)が和服を着て、日本の旅館での一時を楽しんでいる様子なども写真で紹介した。

 記事は、中華圏の複数の芸能人がお忍びで日本を訪れている状況について、「これほど多くの芸能人が日本旅行を楽しんでいるのか全く理解できない」と主張。日本は風景が美しく、空気もきれいで物価も安いとしながらも、「歴史問題がある以上、社会的影響力を持つ芸能人は日本へ旅行に行くべきではない」と苦言を呈した。

 記事は「歴史問題ゆえに日本旅行を楽しむべきでない」と主張しているが、歴史問題を解決するためには相互理解が必要ではないだろうか。言動に大きな影響力を持つ中国の芸能人たちが日本を訪れれば、日中関係の改善に貢献となるのは間違いない。過去に執着するよりも、今後の関係構築に向けて努力するほうがはるかに価値があるはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)