学歴至上主義が根強い中国。専門学校に相当する学歴は、大学院卒はもちろん大学の学部卒より低く見られがちだ。しかし、学歴にこだわらず実務能力を身につけることを重視し、日本の専門学校を格好の留学先とするケースも出始めているようだ。中国メディア・大学網は28日、「日本の専門学校はどうしてこんなに人気なのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 学歴至上主義が根強い中国。専門学校に相当する学歴は、大学院卒はもちろん大学の学部卒より低く見られがちだ。しかし、学歴にこだわらず実務能力を身につけることを重視し、日本の専門学校を格好の留学先とするケースも出始めているようだ。中国メディア・大学網は28日、「日本の専門学校はどうしてこんなに人気なのか」とする記事を掲載した。

 記事は、中国の学生が日本の専門学校に注目し始めている理由について6つの点から紹介。1つ目は、「就学期間が2-3年と短い一方で、就職率が非常に高い」点を挙げた。日本で仕事をしたり、就労ビザを取得して長期滞在したりするビジョンを持っている留学生にとってはメリットがあるとした。

 2つ目は、「学生の能力育成により重点を置いている」点だ。大学は理論や知識の養成に主眼が置かれ、就職後に実務能力の不足に気づくことになるが、専門学校では、より学生の実務能力育成が重視されており、専門的なカリキュラムが組まれていると説明した。

 3点目は、「専門学校が網羅している分野が非常に広範である」という点。医療福祉や保育、料理、観光、各種デザイン、映像・音響、マンガ・声優、自動車、経理など自分の興味に合わせた分野を選んで学習することができ、その幅は大学の専攻よりも広いとしている。

 残りの3点は、「卒業後、大学院などに進んで更にその道を深めることができる」、「大学に比べて入学要件が低く、入りやすい」、「留学ビザ取得要件も低く、日本語能力さえあれば申請が可能」といった点を挙げて解説した。

 日本の専門学校の魅力は、なんといっても数えきれないほどの分野の学校があるところではないだろうか。そして、より「働くこと」を意識したカリキュラムによって、まじめに励めばすぐに使えるような技術や知識が身に付くことも、実利性を求める中国人留学生にとってはありがたい点と言えそうである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)