29日、中国人による欧州旅行の予約数が減少する中、ロシア旅行の予約数は増加していることが分かった。写真はモスクワ・赤の広場。

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2016年10月29日、中国人による欧州旅行の予約数が減少する中、ロシア旅行の予約数は増加していることが分かった。ロシアの通信社スプートニクが伝えた。

旅行業界の調査会社ForwardKeysによると、2015年11月から16年10月までの中国人による欧州旅行の予約数は、テロへの懸念などから約4分の1に減少している。中国人観光客の欧州主要都市への予約数は、パリが23.5%減、フランクフルトが11.2%減、ローマが16.8%減、アテネが19.9%減、ミラノが25.3%減、イスタンブールが46%減と足が遠のいている。一方で、モスクワ旅行の予約数は29.8%増加している。同社はリポートで「テロなどへの懸念の少ないモスクワやロンドン、ダブリン、マンチェスターが中国人観光客に人気だ」と指摘する。

モスクワ市政府は今年、中国人観光客が同市に10億ドル(約1046億円)超の収入をもたらすことを期待している。

ロシアの旅行協会World Without Bordersによると、今年1月から9月までに32万人近い中国人観光客がビザ免除でモスクワとサンクトペテルブルクを訪れている。(翻訳・編集/柳川)