Doctors Me(ドクターズミー)- 赤ちゃんが出来る確率は何%?ママになる前に知っておきたい妊娠確率

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妊娠したい場合も避妊したい場合も、気になる「妊娠確率」。

年齢や体調、避妊方法など、さまざまな要因によってその確率は変動しています。

今回はその妊娠確率についてまとめます。

要チェック項目


□もっとも妊娠確率が高い日は排卵日2日前〜1日前
□妊娠する確率には男女ともに年齢が大きく関わっている
□排卵日を正確に知ったり、日々の生活に気を付けることで妊娠確率を上げられる

妊娠確率と妊娠のための基礎知識

妊娠する確率っていったいどれくらいなのでしょうか? 体内で目に見えないものですし、子どもは授かりもの、という言い方もあるくらいです。排卵日前後の妊娠確率などを見てみましょう。

妊娠と排卵日


妊娠するためには精子と卵子が出会い、受精する必要があります。さらにそこから子宮内膜に着床し、妊娠が維持される必要性もあります。

排卵日は前回の生理から約2週間後です。とはいえ、生理の周期には個人差がありますので実際の排卵日は多少前後するでしょう。そして当然のことながらこの排卵日の前後が一番妊娠する確率が高い時です。

ですが実は、排卵日当日は一番妊娠しやすい日ではありません。それは精子と卵子の寿命の長さが関係しています。

妊娠確率が最も高い日とは?


それでは最も妊娠しやすい日はいつでしょうか?

卵子の寿命は排卵後24時間
精子の寿命は射精後5日間程度

だと言われています。卵子の寿命は短く、さらには排卵後6時間後くらいから老化していくと言われていますので、この排卵〜6時間以内に受精するのがもっとも妊娠確率が高いといえるでしょう。

精子は射精されてから卵子の元までたどり着くのに時間がかかります。そのため、排卵日当日に性交があったとしても、精子が卵子の元にたどり着いたころには卵子の寿命がきてしまっている場合も…。

つまり排卵日当日の性交では妊娠確率があまり高くありません。排卵日当日の性交での妊娠確率は20〜25%程度と考えられています。

もっとも確率があがると言われているのは、排卵日2日前〜前日です。精子が卵管ないで卵子が排卵されるのを待っている状態が最も妊娠する可能性があると言われています。

妊娠確率と年齢

妊娠のためには健康な卵子と精子が必要になります。そこで重要なのが年齢です。

女性の年齢


女性が最も妊娠しやすいのは20代だと言われています。これは卵子が徐々に老化していくと考えられるためです。それぞれの年代別での自然妊娠確率は

・25歳…25〜30%
・30歳…25〜30%
・35歳…18%
・40歳…5%
・45歳…1%

と言われています。30代から徐々に下がり始め、35歳を境にいっそう妊娠確率が下がってしまいます。

男性の年齢


男性の場合は卵子と違い、日々新しく精子が作られます。このため老化とは無縁と見られていましたが、近年、精子も男性の年齢とともに劣化するということが分かってきたようです。

女性と同様、35歳を境に劣化が進むようです。また、日々の生活の不摂生なども影響するようですので、妊活中の夫婦は2人で足並みをそろえて生活に注意するのが望ましいでしょう。

妊娠確率を上げるために1:「排卵日を知る」

妊娠の確率を上げるためには、何よりもまず排卵日を知ることからです。排卵日が分からなければ性交のタイミングがとれません。

基礎体温


排卵日を知るために良く知られているのが基礎体温を測る方法でしょう。基礎体温は生理周期を知るための良い情報になります。

ですが、妊娠のための排卵日を知るには適していません。

基礎体温では低温期から高温期に以降した後に排卵があったのだとわかります。先にも述べたように、卵子の寿命は短いですから排卵日が分かった後の性交では妊娠確率が上がりません。

排卵日検査薬


排卵日検査薬というものがあります。これは女性ホルモンのLH濃度(黄体形成ホルモンLH)を測ることで排卵を予測できます。この検査薬を使えば、排卵日の約1日前に排卵日を予想することができます。

福さん式


元助産師の福さんという方が提唱している排卵日予測の方法です。おりものの状態をみたり、自分で内診をすることで子宮口の位置や柔らかさなどをみます。これで排卵日の予測ができるそうです。

超音波検査


産婦人科で排卵日予測をする時に、経腟エコーで排卵日を予測します。

妊娠確率を上げるために2:「日々の生活」

排卵日を予測するのも大事ですが、きちんと排卵、受精、着床が起こるようにするためには、日々の生活も大事になってきます。自堕落な生活やストレスフルな日々では妊娠の可能性も下がってしまいます。

健康的な生活を


まずはお母さんとなる女性の健康が重要です。食生活や規則正しい生活などに気を付けましょう。

冷さない


女性の身体が冷えると、血流が滞ったり、ホルモンバランスが崩れたりとよくないことばかりです。なるべく身体を冷やさないように気を付けましょう。

喫煙・飲酒


喫煙は妊娠率を下げますし、その他にも悪いことばかりです。妊娠を希望するならきっぱり禁煙しましょう。もちろんパートナーも一緒に禁煙するべきです。

また、アルコールの摂取量が増えると妊娠しづらくなるという研究結果もあります。禁酒とまではいかなくても、ほどほどにしておくのがいいでしょう。

ストレスを避ける
現代社会でストレスが全くない生活と言うのは難しいかもしれませんが、ストレスは妊娠確率を下げる可能性が指摘されています。

不妊症治療をやめた途端に自然妊娠した、などという話も良く聞きます。あまり神経質に考えすぎない方がいいのかもしれません。

避妊した場合の妊娠確率は?

妊娠を望む人がいる一方、望まない人もいるでしょう。避妊方法はいくつかありますが、その場合の妊娠確率はどれくらいなのでしょうか。

危険日(排卵日)を避ける


排卵日を避けることで妊娠しないようにする方法ですが、安全とは言えません。精子は射精後5日間程度は生存していますし、その間に排卵があれば妊娠する可能性があります。

また、若い女性などで生理周期が不順な場合にはいつ排卵が起こるか分からない場合もあります。つまりいつが危険日なのかが予測できません。

例え生理中だったとしても、避妊具を使用しないで性交をすれば妊娠する可能性があると言われています。

膣外射精


妊娠しないように膣外に射精する方法ですが、これも安全とは言えません。男性は射精する前から精液が少しづつ分泌されています。

例え少量の精液であっても、女性の体内に入ることで受精する可能性がありますので、避妊具を使用しましょう。

コンドーム


コンドームを正しく使用することで妊娠する確立は一気に低くなります。ですがその場合でも妊娠確率は0%ではありませんのでご注意を。

一般的には正しい使用法でコンドームを使った場合には、妊娠確率は2〜3%程度だと言われています。ただし間違った使用方法であったり、失敗した場合などは12〜15%程度の確率があると言われています。

低用量ピル


低用量ピルを正しく使用している場合には、妊娠確率は0.1%程度だと言われています。ただし飲み忘れてしまったりすると、5〜8%程度の妊娠確率があるようです。

妊娠確率がストレスにならないように

妊娠確率についていくつか数字を挙げながらご説明しました。

ですがそのような妊娠確率は気になりますが、特に妊活中はストレスは良くありません。

知識としての数字に振り回されないよう、気持ちをおおらかに持ってくださいね。

(監修:Doctors Me 医師)