日本を旅行で訪れる中国人客が年々増加している。訪日の目的は以前は買い物が中心だったが、最近は温泉や花見などを体験するための「コト消費」も増えていると言われている。中国メディアの捜狐は10月28日、ぜひとも子どもと一緒に日本を体験すべきであると伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を旅行で訪れる中国人観光客が年々増加している。訪日の目的は以前は買い物が中心だったが、最近は温泉や花見などを体験するための「コト消費」も増えていると言われている。中国メディアの捜狐は10月28日、ぜひとも子どもと一緒に日本を体験すべきであると伝える記事を掲載した。

 記事は、「子どもに新鮮な環境を体験させ、好奇心を養うことのできる旅行は、もっともロマンのある教育」としたうえで、その観点から見れば、日本は親子で旅行するうえでぴったりの国であると指摘。なぜなら日本は「中国人にとって学ぶべき点が多い国だから」と主張した。

 さらに、中国人が学ぶべき点として、たとえば「何事も極致を追求し、打ち込む姿勢」、「世論や外部の環境に惑わされない確固たる自信」、「地震など避けようのない自然災害すら受け入れて前へ進もうとする精神」、「中国人が失ってしまった礼儀正しさ」など、数多くの例を挙げている。こうした優れた特質を持つ日本を「子どもと一緒に訪れることで、子どもへの教育にもつながる」との見方を示した。

 続けて、子どもと一緒に訪れたい日本の各種スポットの一例として、「東京大学」や「日本科学未来館」、防災を学ぶことができる山梨県の「地震体験館」などを挙げ、東京大学は美しいイチョウ並木があるうえに、日本の最高学府として複数のノーベル賞受賞者をはじめとする優秀な人材を数多く輩出していると指摘。日本科学未来館や地震体験館についても子どもの知識を増やすと同時に、子どもにとって何らかの刺激につながることを期待してオススメしているようだ。

 記事が挙げている「子どもと一緒に訪れたい日本の場所、施設」はいずれも買い物を楽しめる場所ではない。中国人旅行客の訪日目的が「モノ消費」から「コト消費」に変化しつつあるという指摘は本当なのだろう。中国人はもともと教育熱心だと言われるが、子どもと一緒に日本を訪れて何かを「学ぶ」という旅行が今後は増えていく可能性は大いにありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)