ヨーロッパでも人気の中国の陶磁器。青花と呼ばれる白地に青い模様の磁器は、日本の陶磁器に大きな影響を及ぼした。中国メディアの界面は24日、愛媛県松山市を旅行し、日本の陶磁器に触れる機会のあった中国人旅行客の視点から、日本の陶磁器の1つである砥部焼を紹介し、陶磁器の「大先輩」である中国と、かつての「後輩」である日本とを比較する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 ヨーロッパでも人気の中国の陶磁器。青花と呼ばれる白地に青い模様の磁器は、日本の陶磁器に大きな影響を及ぼした。中国メディアの界面は24日、愛媛県松山市を旅行し、日本の陶磁器に触れる機会のあった中国人旅行客の視点から、日本の陶磁器の1つである砥部焼を紹介し、陶磁器の「大先輩」である中国と、かつての「後輩」である日本とを比較する記事を掲載した。

 この中国人旅行客は、瀬戸内海海岸線をゆっくり走る観光列車「伊予灘ものがたり」に乗り、美しい光景を楽しんだようだ。この列車の大きな魅力である食事の写真を掲載し、食事に使用していた「砥部焼」を紹介している。

 この砥部焼は、有田焼の影響を強く受けたと言われ、白地に藍色の絵付が特徴だ。この旅行では陶芸体験をする機会があり、砥部焼にじかに接する機会があったそうだ。その魅力を、中国の青花陶器に似ているが、手に取ったときのぽってりとした厚みは中国にはなく、保温効果があり割れにくく、落ち着いた魅力があるとしており、すっかり気に入ってしまったようだ。

 同中国人は、日本人の作る陶磁器を称賛し、「人の目に触れないところまで完璧さを追求」していると表現。陶磁器の分野でかつては中国の影響を受けるなど「後輩」としての立場だった日本は「猛進」の勢いで進歩し、大先輩だった中国に今や「圧勝」するほどだと、日本の陶磁器の質を絶賛した。

 そして、この違いは職人たちの意識の違いにあるのではないかと分析。日本では職人の気質が中国よりも明らかに優れ、師匠は皆「弟子が自分を超えるのを願って」惜しみなく技術を伝授し、弟子たちもその期待に応えるべく誠心誠意、尽力しているとの見方を示した。一方、中国の場合は「弟子に伝授したら自分が餓死する」と伝承を渋り、その結果この300年、陶器の分野で停滞が続いていると嘆いている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)