中国メディアの今日頭条は22日、中国高速鉄道に「シートベルトがない理由」について考察する記事を掲載し、「中国高速鉄道は安定した走行が可能だからではないか」と考察している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条は22日、中国高速鉄道に「シートベルトがない理由」について考察する記事を掲載し、「中国高速鉄道は安定した走行が可能だからではないか」と考察している。

 記事は、中国で自動車が増えるに従い、交通事故が増えていることを指摘し、「交通安全」に対する関心が高まっていることを指摘する一方、自動車に乗る際に着用が義務付けられている「シートベルト」について「なぜ飛行機にはシートベルトがあるのに、時速300キロメートルで走行する中国高速鉄道にはシートベルトがないのだろうか」と疑問を投げかけた。

 シートベルトがないのは中国高速鉄道だけでなく、大半の新幹線の座席も同様だが、記事は「高速鉄道にシートベルトがないのはそれだけ安定性が高いことを意味する」と主張。中国のネット上で大きな話題となった「走行中の車内で硬貨が立ち続ける」写真を掲載しつつ、中国高速鉄道はそれだけ安定した走行が可能なのだと主張した。

 これに対し、中国のネットユーザーからは「時速300キロメートルで衝突したらシートベルトがあってもなくても結果は同じだからじゃないか」といった意見が寄せられていたが、新幹線や中国高速鉄道をはじめとする高速鉄道にシートベルトがないのは、真っ直ぐのレール上を走行するため、横揺れや縦揺れが少なく、乗客の安全性を脅かすほどの急減速もないためだ。

 ちなみに新幹線も一般の座席にはシートベルトが存在しないが、車いす対応座席にはシートベルトが設置してあるため、すべての座席でシートベルトが存在しないというわけではない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)