貫禄勝ち!今季3勝目を手にした申ジエ(撮影:小路友博)

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<樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 最終日◇30日◇武蔵丘ゴルフコース(6,580ヤード・パー72)>
 韓国でのニックネームは“ファイナルラウンドクイーン”。申ジエがその名に違わぬ“66”の猛チャージで逆転優勝。トータル9アンダーで今季3勝目、日本ツアー13勝目を挙げた。
流石に強い!今季3勝目を手にし笑顔の申ジエ
 
 「今週はコースの仕上がりが素晴らしかった。速くて硬いグリーンが好きなので」。真の実力が試される難セッティングで、元世界ランク1位の貫禄を存分に見せつけた。
 今季はヤマハレディースとミヤギテレビ杯、イ・チヒ(韓国)が優勝した試合で2位。この日は首位のチヒを追いかける展開、「2位になった時は同じ組。今回は別の組だったので。チヒさんのパターの凄さを見なかったから大丈夫でした(笑)」。直接対決では今季敗れてきたが、この試合で1つリベンジを達成した。
 日本女子オープンの後は2試合を休み、10日間千葉で合宿を張った。朝の5時半に起きて、トレーニング、練習、そしてまたトレーニング。後半戦は「気温が下がってくるし、体力が重要になる」と本格的に寒くなる前に筋肉をつけることに注力。今季は賞金女王を目標に置いていることもあり、2試合を休むことに周囲から疑問の声もあがったが、「1つ間をおきたかったんです」と迷うことはなかった。
 今週はそのトレーニングの効果が結実。傾斜のあるライからでも「しっかり振れた」。アップダウンの激しいコースで「疲れることなくできた」と勝ちきる体力をつけることに成功した。米ツアーで戦っていた時期はこうした合宿をシーズン中に行うことがあり、「チェンジというより、昔に戻した感じです」と笑顔で話した。
 この優勝で賞金ランクは2位に浮上。首位を走るイ・ボミの背中が少し大きく見えるようになった。「残り4試合。今日は多くの声援をいただきました。それを背負って最後まで頑張ります」。会見の後はサインを待つ約80名のファンのもとに急いだジエ。彼らと接することで、女王戴冠の思いはまた一層強くなる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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