警察官が車のウィンドウを叩き割る。後部座席に赤ちゃん放置と勘違い(出典:http://wavy.com)

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車に幼い子を乗せたまま、大人が少しでも車を離れることを許さないアメリカ社会。状況にもよるが、通報を受けた警察官はそのウィンドウを叩き割ることも辞さない。しかしそれが“勘違い”であったら…!? バージニア州から思わず苦笑を誘うような話題が飛び込んできた。

バージニア州で今月20日正午すぎ、警察官がとんだ勘違いにより市民の車を壊すというアクシデントが起きた。州メディアの『wavy.com』が伝えているところによれば、現場はサフォークという町にあるノーザン・ショアーズ小学校の駐車場。「車内に赤ちゃんが放置されている」との911番通報を受けて警察官が急行したのであった。

警察は車の所有者を突き止めて電話していた。「ボスに声をかけられてウォルマートの買い物に付き合っている」と説明したのはジャスミン・ターナーさん。季節外れの温かい陽気に包まれた日の昼間ということもあり、警察官は厳しい口調で「幼い子を長いこと車に放置して」と責め立て「いつまでかかるんだ」と怒りをあらわにしたという。

これに彼女は「はぁ? 子供なんていないわよ。誰かが私の車に子供を乗せたわけ?」と返答。警察官はジャスミンさんが戻るまでの5分間に車のウィンドウを叩き壊した。しかしそこにあったのは、毛布の上に無造作に置かれた女性用のウィッグ(カツラ)。通報者も警察官もすっかり勘違いしてしまったのだ。

実はこの話、ジャスミンさんが同メディアの報道番組『10 On Your Side』に持ち込んで広まった。「こんな車では恥ずかしくて町を走れないわ。警察は数万円もする修理費用を支払ってくれないというの。仕事を休めないから修理中はレンタカーを借りる必要があるし、なぜそういう費用を私が負担しなければならないのかしら」と怒りをぶちまけたのだ。しかも車内に砕け散ったガラスの破片や粒をきれいに取り除いたのは彼女で、「運転中にチクッとするようでは怖いんだけれど」と不安そうに語っている。

同メディアはさっそくこの件に関して警察に取材している。どこで行き違いが発生したのか、彼らの返答は「ジャスミンさんには車の修理に関して『City’s Risk Management Department』という部署に相談するよう伝えました」というものであった。そそっかしいという点ではどうやらジャスミンさんも同じということか…。

出典:http://wavy.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)