キレたジャスティン・ビーバーに擁護の声も(出典:https://www.facebook.com/JustinBieber)

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「応援は有難いよ。愛してもらえること、親切にしてもらえることもね。」
「でもさ、(歌の)合間にこんなに叫ぶのは止めないと。頼むよ。俺が何かを言おうとしている時も、君達は叫んでる。そんなことをする必要があるとは思えないぜ?」
先日、マンチェスターのステージに立ったジャスティン・ビーバー(22)は、あまりにも騒がしいことからファンに「ちょっと静かに聞いてくれ」とリクエストした。だがファンの絶叫は止まず、ついにはマイクを床に放り投げステージから去ってしまった。この態度に批判が集中するなか、英歌手ジェームズ・アーサー(28)は「ジャスティンを気の毒に思う」とコメント。「猿みたいにパフォーマンスばかり披露する。そんなんじゃなくて、自分の話をファンに聞いてほしかったんじゃないかな」と語った。

このほど歌手ジェームズ・アーサーが『デイリー・ミラー』の取材に応じ、ファンに対してキレてしまったジャスティン・ビーバーにつきこのように述べた。

「僕は本当に気の毒に思うよ。僕が有名になったのは25歳。イングランドで名が知れたってだけで、かなり戸惑ったからね。でもジャスティンは子供の頃から有名人なんだから。あんなに有名になるってどんな感じなのか、想像もできないよ。」
「それに、女の子達にキャーキャー叫ばれて喜ぶ時期は過ぎたのかも。自分の話に耳を傾けてほしいと願っているのかもしれない。そう、曲芸の猿みたいに延々とパフォーマンスを披露するんじゃなくてね。」

一部のファンから「そもそも話を聞くためにチケットを買ったんじゃない」「歌を聴きたいだけ」「それにコンサートはパーティのノリで楽しむもの」といった意見があがっているが、ジャスティンは歌の合間にトークを挟むことが多く、これに少々苛立つファンもいたようだ。

そんななか、ショーを思い通りに進められぬジャスティンの苦々しい気持ちは募るばかりで、ステージにプレゼントを投げられても「こんなクソみたいなもの、ほしくもない」、「キャー」と叫ばれると「2秒くらい静かにできないのか」と暴言を放つしまつ。若いファン達にとっては黄色い声援をおくることもまたコンサートの醍醐味なのだが、アイドル歌手を脱皮し“大人の実力派シンガー”に成長したジャスティンが望んでいるのは静かな環境、そしてステージなのかもしれない。

出典:https://www.facebook.com/JustinBieber
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)