「iOS10.1」リリース! ついに目玉機能解禁も、あの裏技が無効化に!

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 ファン待望のリリースからはや1か月を迎えた「iPhone7/7Plus」。ほぼ時を同じくしてリリースされたiOSが10月25日にアップデートを行い、iOS10.1をリリースした。そこで、iOS10.1で追加された新機能とその魅力、現在判明している不具合や問題点をピックアップしてみよう。

◆スマートな支払いを実現する「ApplePay」が遂に解禁!

 iPhone7/7Plusの目玉機能として注目を集めた「Apple Pay」がiOS10.1へのアップデートで遂に解禁。Androidスマートフォンではお馴染みの機能でやや後手感が否めないが、国内で5割近くのシェアを誇るiPhoneシリーズだけに電子マネーサービスの普及がより加速することは間違いないだろう。

 現時点で利用できるサービスはSuica、iD、QUICPayとなっており、楽天EdyやWAON、nanacoといった電子マネーには現在非対応となっている。登録可能なクレジットカードは三井住友VISAカード、JCB、MasterCardなどの主要ブランドに対応。Suicaに関しては、iOS10.1のリリース直後からエラーが頻発して登録ができないという報告が相次いでいる。繰り返し登録操作を行ったり本体を再起動したりすることで登録できたというケースがあるので諦めずにチャレンジしてみよう。

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◆マップ機能の強化で乗り換え案内が利用可能に!

 iOS10.1のアップデートにより、標準搭載される、マップアプリに公共交通機関の乗換案内機能が追加された。これにより従来の自動車や徒歩によるナビゲートのほか、電車や地下鉄、フェリー、バスなどの交通機関を使った路線案内を利用することができるようになった。

 経路の案内だけでなく運賃や路線図、駅構内の通路などの表示にも対応するほか、一番安い経路や一番早い経路といった具合に、ニーズに合った経路を選択できるなど利便性が大幅に向上している。

◆カメラアプリ機能強化で一眼レフのようなボケ味を再現!

 iOS10.1のリリースによって「カメラ」アプリも機能を強化。デュアルカメラを搭載したiPhone7 Plusなら被写界深度エフェクトを適用することで被写体にピントを合わせて背景をぼかす「ポートレートモード」を搭載。このモードを利用すれば、一眼レフで撮影したかのようなボケ味を活かした撮影を楽しむことができる。また、撮影した写真を表示する「写真」アプリも機能強化が図られ、ピープルの名前をiCloudに保存することが可能となっている。

◆爆音すぎるシャッター音を消すテクニックが無効化

 iOS10のリリースに伴ってユーザーの不満が高まっているのが、写真撮影やスクリーンショットの保存時に発生する大きすぎるシャッター音。iOS10では、バグを利用したシャッター音を消してしまうといった裏技が利用できたものの、iOS10.1のバグ修正に伴って無効化されてしまった。

 公共施設や静かな場所での撮影やスクリーンショットを頻繁に行うユーザーの場合、iOS10.1にアップデートすることで再び大きなシャッター音が発生する点に注意する必要がある。
 
 その他にもApple Watchの機能強化やバグ改善や修正、セキュリティ関連の脆弱性の修正なども行われている。

 iOSはアップデートを行うごとに機能が強化されるほか安定性が高められ、使い勝手も良くなっていくOS。今回アップデートされたiOS10.1も機能面で大きな進化を遂げたOSといってもいいだろう。しかし、その反面、ユーザーの不満を解決するには至っていない点もある。

 iPhone7、7Plusユーザーには電子マネー機能を活用したり最新のカメラ機能が使えたりするメリットがあるものの、6sシリーズ以前のユーザーでシャッター音の大きさに悩んでいるユーザーは、最新機能をとるか静粛性をとるかの選択が必要となるだろう。

<文/古作光徳>

【古作光徳】
パソコン関連誌の編集部を経て、’06年にライターとして独立。主にパソコンやスマホ、家電関連誌などを中心に活動中。近年は車やバイク、将棋など、趣味関連誌の執筆や編集にも携わっている