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 定期的にパスワードを変更することが面倒になってしまい放置したり、あるいは、オンラインモールで都度新しいアカウントを作成することを煩わしく感じたような経験は、誰しも一度はあるはず。米国立標準技術研究所は、このようなセキュリティをおろそかにしてしまう傾向が、セキュリティ疲労(Security Fatigue)に起因している可能性があるという研究報告書を公開した。

 同研究所の心理学者ブライアン・スタントン(Brian Stanton)博士は、セキュリティ疲労をコンピュータの安全対策から生まれる疲労と定義している。また、このようなセキュリティ疲労が原因で、ユーザーがインターネットの安全対策を怠るようになるとの調査結果を発表している。

◆セキュリティ疲労で投げやりに

 スタントン氏は、さまざまな職業に就く20〜60代のインターネットユーザーに、オンラインショッピングやインターネットバンキング、PCセキュリティ、セキュリティソフトウェアの使用についてインタビューを敢行。データを収集した。

 結果、「すべてのパスワードを覚えのは疲れる」、「パスワードを忘れてアカウントを使えなくなった」などと答える人が多かったそう。また、「自分がサイバー犯罪の対象となる理由を理解できない」、「データが盗まれたとしても、問題を感じない」とする人も多かったという。もちろん、ユーザーがこのような憂鬱さを感じる背景には、セキュリティ疲労があるというのがスタントン氏の説明だ。

参照:National Institute of Standard and Technology

<取材・文/ロボティア>編集部 photo by TBIT via Pixabay(CC0 Public Domain)>

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