27日、中国新聞網は記事「汚染データごまかしは個別事案ではない=2015年は17省市区で78件を立件」を掲載した。吸水口にペットボトルを詰める、観測機器のソフトウェアをハッキングするなどあの手この手の手法が横行している。写真は北京。

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2016年10月27日、中国新聞網は記事「汚染データごまかしは個別事案ではない=2015年は17省市区で78件を立件」を掲載した。

先日、陝西省西安市の環境部局職員5人が拘束された。大気汚染測定機器の空気取り込み口に綿を詰めて、実際よりも汚染数値が低くなるように偽装した容疑がかけられている。環境当局自らの犯行という意味では驚くべき事件だが、汚染データのごまかしは中国では日常茶飯事だ。

2015年には2658件ものデータ偽装が発覚した。うち17省市区の78件が立件された。吸水口にペットボトルを詰める、観測機器のソフトウェアをハッキングするなどさまざまな手段が明らかになっている。多くのケースで環境当局職員などが関与していることもわかった。センサーをごまかしても汚染がなくなるわけではない。中国政府は環境改善にむけて徹底的な取り締まり強化を進めている。(翻訳・編集/増田聡太郎)