2015年における東京都の人口密度は1平方キロメートルあたり約6168人に達した。これは北京市の人口密度の約4.6倍に相当する数字であり、東京都のほうが北京市よりも「人が密集している」といえるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 2015年における東京都の人口密度は1平方キロメートルあたり約6168人に達した。これは北京市の人口密度の約4.6倍に相当する数字であり、東京都のほうが北京市よりも「人が密集している」といえるだろう。

 中国メディアの今日頭条は26日付で、「北京よりもはるかに人口密度が高い東京において、日本人は幸せに暮らせているのだろうか」と疑問を提起する記事を掲載した。人口密度の数字だけを見ると「東京の暮らしは狭苦しく、雑然としているように思える」としながらも、実際は「快適でまったりとした生活が可能」だと説明している。

 人口密度が高い東京でも「快適でまったりとした生活が可能」だと主張する理由について、記事はまず「仕事や生活に秩序がある」ことを挙げ、どれだけ人が多くても東京では交通が滞ったり、喧騒に包まれて無秩序な状況に陥ることはないと指摘。

 さらに、東京を含め、日本は「ありとあらゆる場所、サービスが人性化されている」と主張。人性化とは「人に優しい」、「使う人の立場で考えた」といった意味の言葉であり、人性化を通じて高効率のサービスが実現していると指摘。例えば、日本の公共バスには中国のバスとは違って「各座席に降車ボタンが設置されている」ことを伝え、降車ボタンを押すためにわざわざ走行中に立ち上がる必要がなく、結果として乗客の転ぶリスクを低減できることを紹介。転倒事故を未然に防ぐことは乗客のためであると同時に、時間どおりの高効率の運行にもつながるとの見方を示したうえで、「こうした事例は枚挙にいとまがない」と絶賛した。

 続けて記事は、「日本人は周囲の人びとへの配慮を真剣に考えているため、それが細かな点において“人性化”として現れている」と絶賛。そのため東京は人口密度こそ高いものの、その生活環境は優しさや思いやりにあふれているため、「快適でまったりとした生活が可能」なのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)