休んでも疲れが取れない!?もしかしたらそれは累積疲労かも

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毎日、育児や家事、仕事などをがんばるママのなかには、「体がだるくて重く感じる」「夜しっかり寝たつもりでも、翌朝疲れが残っている」「頭痛や耳鳴りがする…」と、最近体の調子の悪さに悩まされている人もいるのでは? もしかしたらそれは、疲労が何年もたまっている「累積疲労」という病気なのかも。

休んでも疲れがリセットされない!? 累積疲労とは

累積疲労は、その名の通り、疲労が解消されずに、徐々に体に蓄積されて症状として現れたもののこと。働きすぎや動きすぎ、生活習慣の乱れ、運動不足、ストレスなど、様々な要因で疲労が溜まっていきます。一晩寝れば回復する! と思っている人もいるかもしれませんが、何年も忙しい状態が続き、体力が落ちてくると、疲労はどんどん蓄積されてしまう可能性があるのです。

疲労が溜まると、毛細血管やリンパ管が詰まりやすくなったり、体の細胞を修復する成長ホルモンの分泌が減り、不要な細胞が蓄積されることで、だるさや疲れを感じるようになるのだとか。また、ホルモンバランスが崩れ、自律神経の乱れにより、脳や体内の臓器の機能が低下をしてさらに疲労がたまりやすい体に…。

疲労がたまるとどうなってしまうの?

疲労が溜まると、体に症状が出始めます。先ほど述べた体のだるさや頭痛、目の奥の痛み、肩のコリ、手足がしびれるなどの症状が現れ、症状が悪化すると、体調の変化の他に、精神面でも受けるダメージが大きくなるそう。身体的な症状が前面に出てくるため、うつ病と気づかない仮面うつ病という、うつ病の一種にかかる可能性もあり、累積疲労は大変な病気なのです。

累積疲労の改善法は?

疲労の回復は、やはり睡眠時間を確保する事だそう。体がだるい、疲れがとれないと思ったら、いつもより長めに寝たり、しっかり休養を取ったりすることが必要です。たまには子どもを両親やママ友に預け、ゆっくり昼寝をしてリフレッシュしたりして、少しでも体を休めてみましょう。

また、可能であれば、子どもと同じ時間に就寝するというのもひとつの手。毎日少しでも早く寝ていたら、疲労もゆっくり取れていくはず。

毎日忙しいママの疲労は、思っているほどすぐには改善しなさそう…。仕事や家事、育児に一辺倒にならずに、自分を休める時間も大切。それでも疲労がとれないという場合は、内科を受診して、先生に相談すると体も心も楽になるかもしれませんよ。

(文・山本健太郎/考務店)