蔡総統もエール  台北でアジア最大規模のLGBTパレード/台湾

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(台北 29日 中央社)台北市内で29日、性的少数者(LGBT)らによるパレードが行われ、小雨の降る中、参加者らが差別の撤廃や権利の向上、同性婚への支持などを訴えた。

パレードは2003年から毎年10月の最終土曜日に開催。当初は500人程度のイベントだったが、現在ではアジア最大規模となっている。主催者発表によると、昨年の参加者数は約7万8000人で過去最高を記録。今年は8万人以上に上るとみている。

今年のテーマは「嘘のやさしさを打ち破る」。パレードを主催する台湾同志遊行聯盟は、台湾には「同性愛に反対しない。自分の子供がそうでなければ」といった、隠れた形での差別が存在すると指摘している。

民進党の蔡英文総統は29日午後、フェイスブック上で、「全ての愛は平等」などとコメントし、昨年に続いて同性婚に対する支持を表明。24日には同党の立法委員(国会議員)が同性婚の合法化につながる法案を提出していた。また、性転換手術を受けて女性となったインターネット起業家の唐鳳氏が1日、入閣を果たしている。

このほか、台北市政府では今回、初めてLGBTの象徴である「レインボーフラッグ」が掲げられ、注目を浴びた。28日には桃園市政府庁舎が虹色にライトアップされている。

(陳至中、呂欣ケイ、陳俊華、劉建邦/編集:杉野浩司)