Doctors Me(ドクターズミー)- 痕を残さずきれいに治したい!軽いやけどをした時の応急処置方法

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皆さんはやけどを負ってしまった時の適切な対処法を知っていますか?

やけどは初期対応を間違えてしまうと綺麗に治すことができなくなってしまいます。

今回は、やけどについてや、直し方についてご紹介したいと思います。

要チェック項目


□やけどにも種類がある
□やけどの処置はとにかく水をかける
□ラベンダー精油がやけど跡に効果がある

やけどの種類

やけどと一言で言っても、その過程や症状によって種類が変わってきます。ここでは、一般的に起こる可能性のあるやけどの種類についてご紹介します。

通常熱傷


通常熱傷はいわゆる一般的なやけどであり、熱湯や油に直接あたってしまうことで、やけど症状となってしまいます。

化学熱傷


化学熱傷は、強酸性の薬品が皮膚につくことによりやけど症状を起こしてしまうことを言います。

電気熱傷


電流を直接体に通してしまったり、漏電している電化製品を触って感電することによりやけどを起こすのを電気熱傷といいます。

気道熱傷


気道熱傷は、火事などに遭遇してしまった時に発症してしまうことがあります。高熱を帯びた空気を吸い込んでしまうことで、食道や気道をやけどさせてしまうことがあります。

低温熱傷


通常であればあ、やけどをしないのですが同じ個所をずっと温め続けることで、やけどを起こしてしまうことがあります。

やけどの重傷度とは

やけどはその症状の酷さによりいくつかのレベルに分けることができます。

1度熱傷


1度熱傷は、最も軽度なやけどであり皮膚の表面が赤くなりひりひりとする程度の症状です。基本的には処置をしなくても自然に回復しますし、跡が残りません。

浅達性2度熱傷


皮膚の表皮基底層にまでやけどが達している状態です。かなりの痛みがあり、赤く腫れますが、水ぶくれはできたりできなかったりします。治療をしっかりしないと跡が残る可能性があります。

深達性2度熱傷


皮膚の真皮深層にまでやけどが達しています。赤く腫れますが、水ぶくれはできたりできなかったりします。痛みを感じません。やけどの跡が残りやすい状態になります。

3度熱傷


皮膚のすべてが焼け状態になってしまいます。損傷が激しすぎて痛みは感じません。水ぶくれも発生しませんが、やけど跡がくっきりと残り、大きな腫れを生じさせることがあります。

軽度なやけどの処置方法

やけどは、その症状によってそれに合った処置をしなければ、跡が残りやすいです。また軽度なやけである場合は、とにかくまずは水で冷やす事が重要です。

氷でなくて水です、また出来る限り新鮮な流水を浴びせ続ける必要があります。冷やしておく時間というのは、痛みが引くまでしっかりと冷やしましょう。

衣服の上から熱湯をかぶったり、火があたったりすることで服の下がやけどしてしまった場合は、服を脱がさずに服の上から水をかけるようにしましょう。

もし無理に服を脱がすと張り付いていた場合、皮膚を傷つけてしまう事があります。

またやけどにより水ぶくれができてしまった場合は、つぶさないようにしましょう。つぶしてしまうと跡が残ってしまったり、炎症を起こしてしまう事があります。

重度なやけどの処置方法

やけどが重度である場合は、急いで処置をしないと命の危機に陥ってしまいます。発見したらまず119番通報をしましょう。

重度である場合は、全身がやけどになっている可能性が高いですので、清潔なバスタオルやシーツを体にかけて水をかけ続けてください。

また、重度である場合は水をかける以外の処置をしないようにしましょう。自己判断で軟膏をつけたりすると悪化してしまう事があります。素早く正確な診断が必要ですので、細かな処置は救急隊員に任せるようにしましょう。

重度のやけどになってしまった時は、応急処置により跡がどれくらい残るのかが左右されます。水をかけるだけとは言えども、発見した時は迅速に対処をするようにしましょう。

やけど後を治したいときには

やけどの跡というのは、残ってしまうと非常に気になるものです。あまり見えないところだといいのですが、目立つ箇所ならなおさら早く治したいものです。

大なり小なりの跡は残りやすいのがやけどの症状なのですが、きちんとしたケアをすることで出来る限り跡を薄く小さくすることができます。

病院での治療


やけどで病院に行く場合は、皮膚科か形成外科に行きましょう。

どちらでも一般的な対処をしてくれますが、皮膚科についてはやけど症状を治療するために受診する、形成外科については、やけどによってやけど跡やただれ、ケロイドなどの後遺症を治療するといった選択をするとよいでしょう。

軽度のやけどである場合は、皮膚科で湿潤療法という治療を行います。これは、人が持っている自然治癒力を生かすものであり、幹部を乾燥させずに潤った状態を保つことで自然治癒力を向上させる治療法です。

形成外科でやけど跡を治す際には、レーザー治療や皮膚移植といった治療により、可能な限り皮膚をもとの状態に戻す治療を試みます。

ビタミンCを摂取する


ビタミンCをたくさん体内に入れることで、体内でコラーゲンの生成を促進します。コラーゲンは色素沈着を軽減することができ、新陳代謝によりやけどの跡を早く治してくれます。

また、ビタミンCのローションなどで、皮膚の表皮から塗ることで、内からと中からで回復を促します。

ラベンダー精油


ラベンダー精油は民間療法として火傷に効果があると言われているようです。ラベンダー精油は、やけどの治療中に肌に塗るようにしましょう。

患部を良く冷やしたうえで、その上にラベンダー精油を塗ることにより、ラベンダーの持つ消毒殺菌作用が働き、やけどの跡が残りにくくなります。

適切な処置で跡を残さないように

今回は、やけどの症状や処置方法、跡が残った時の対処法についてご紹介させていただきました。

やけどは、迅速な応急措置が必要です。それが軽度であっても重度であっても、それにより跡や後遺症が大きく変わっていきます。

覚えておくと万が一の時に役立ちますので、ぜひ皆さんも頭の片隅に入れ、何かあった時に思い出せるようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)