GiantPink「腹が立つことをラップで伝えてみた」

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ハスキーなボイス、どっしりとした発声、ストレートな語り。Mnet「UNPRETTY RAP STAR 3」で“ガールクラッシュ”の定石を見せた優勝者GiantPinkは「静かで小心者だった」と告白した。そんなGiantPinkが舞台を支配する巨人になるまで、彼女のそばにはいつも音楽があった。

―いつからヒップホップを始めたか?

GiantPink:中学高校の時の私は小心者だった。体格が大きい方だったので自ら「静かに暮らそう」「言葉くらいキレイに話そう」こんな風に考えていた。高校生になって痩せ始めたが、それでも気が小さいのは変わらなかった。腹が立つことが起きると、解消するところがなく一人で日記を書いたり絵を描いたりした。20歳になってからそれを歌詞に書き始めた。一人で読んで「ラップしてみようかな?」と思い、録音して友達に聴かせてみた。

―本格的にラップを始めたのはいつか?

GiantPink:20歳以降は、一人で家で音楽をする人だった。3、4年が過ぎると友達が「就職しないのか」「歌手になるのか」「何して暮らすのか」と尋ねてきた。気分が良くなかった。私が音楽をしていることを広めたくて、ラップの映像をSNSにアップした。その映像が話題を集め、当時色々な企画会社から連絡がきた。運が良かった。

―GiantPinkが感じるヒップホップの魅力は何か?

GiantPink:友達に、腹が立つことをラップで録音して聴かせた。友達が「これ私のこと?」と尋ねた。違うよとは言ったが内心は痛快だった(笑) 母親にもお小遣くれという言葉をラップにした。胸の内を話せたので良かった。性格もかなり変わった。もう小心者ではない。ヒップホップのおかげで幸せになった。

―ご両親はヒップホップをするGiantPinkをどう見たか?

GiantPink:以前はヒップホップといえば麻薬、タトゥーなど大人たちには否定的なイメージが強かった。母親は私に「音楽をしたければ声楽をしなさい」と言われた(笑) だが根気のない私が1年、2年経ってもヒップホップを続けていると、最終的には「やるなら一生懸命やってみろ」と言われた。

―「SHOW ME THE MONEY 5」や「UNPRETTY RAP STAR 3」出演に対する家族の反応はどうだったか?

GiantPink:「SHOW ME THE MONEY 5」で初めて合格した時、本当に喜ばれた。「UNPRETTY RAP STAR 3」にも出てみろと勧めてくれた。私に「皆がお前が一番上手いってよ」と応援してくれるが、実際は良くないコメントに心を痛めていたと聞いた。

―コメントを見るほうか?

GiantPink:検索して見る。悪いコメントを見ると、正直に言うと腹が立つが、死にたいくらい辛くはない。悪いコメントの中には納得のいく言葉も多い。そのすべてに合わせることはできないが、直せる所は直そうと努力する。そうしているうちに悪いコメントも一つずつなくなると思う。

―音楽をする上で最も重点を置く部分は?

GiantPink:ステージだ。ステージが楽しければ歌詞を間違えても聞こえない(笑) フックも幼稚でシンプルでこそ人々が真似て楽しむことができる。音楽を作る時はライブを中心に工夫している。

―今後どんな音楽をしたいか?

GiantPink:音楽を一人でする時は枠があった。好きな音楽、好きなビートのみを選んでやっていた。これからは大衆的な曲もやってみたい。多様なジャンルをこなして、また多くの曲を聴かせたい。成果が良くても悪くても、きっちりした音楽をリリースしたい。