ニールセン、"家庭の外"も視聴率測定の対象に

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アメリカのTV視聴率調査を行う米ニールセンは、家庭の外における視聴を初めて測定することになった。

米Deadlineが伝えたところによると、新たな測定法は、同社のポータブル・ピープルメーター技術を導入したデバイスを測定対象者に持ち歩いてもらうことで、レストランやバー、待合室や空港におけるTV視聴を測定するというもの。携帯端末などでTV番組を見るスタイルが増えている実情を、ようやく反映した調査となるようだ。

そして、全米44のローカルマーケットに散らばる7万5000人の測定対象者から得られるデータをもとに、アメリカ人口の半分以上のスケールで、家庭の外の視聴実態を弾き出すことが可能になるという。

新たな測定サービスは2017年4月に開始され、本放送+7日間の録画視聴における番組とCMの視聴率を提供する。開始時は独立したサービスだが、将来的には、全米TV視聴率に組み込まれる予定となっている。

「プラットフォームやロケーションに依らないコンテンツ視聴の測定は、ニールセン・トータル・オーディエンスの中核であり、これには家庭の外における視聴も含まれます。視聴者はこれまで家庭の外でもTVを観ていましたが、測定はされていませんでした。新たな測定法により、広告主もパブリッシャーも増加しつつある広告メッセージの影響範囲を理解することができます」と、同社のサラ・エリクソンは述べている。(海外ドラマNAVI)